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第76回皐月賞(17日、中山11R、GI、3歳オープン国際(指)、セン馬不可、定量、芝・内2000メートル、1着本賞金1億円、1~4着馬に日本ダービーの優先出走権 =出走18頭)2番人気のリオンディーズは果敢に先行して、3コーナーで先頭に立つ強気の競馬。最後は力尽きて4位で入線したが、直線で外に膨れてサトノダイヤモンド、エアスピネルの進路を妨害したため、審議の結果、エアと着順が入れ替わって5着に降着となった。
「掛かったね。きょうのレース(傾向)をみて、後ろは伸びてこないと考えて前に行った。でも(前半5ハロン)58秒4? 速すぎた」と、ミルコ・デムーロ騎手も肩を落とす。着順の変更がなかった昨年(1着ドゥラメンテで斜行も到達順位通り確定)に続いての騎乗停止(5月1日まで)。マイラーズCのフィエロ、天皇賞・春のサウンズオブアースには乗れなくなった。
それでも、負けてなお強しを印象づける競馬。「弥生賞より落ち着いていました」と角居調教師も精神面の成長を口にしており、ダービーでの巻き返しに期待がかかる。
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