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10月30日の阪神11Rで行われた第64回スワンステークス(3歳以上オープン、GII、芝1400メートル、別定、18頭立て、1着賞金=5900万円)は、川田将雅騎手騎乗で1番人気のダノンファンタジー(牝5歳、栗東・中内田充正厩舎)が道中は中団追走から直線に入ると外から力強く伸びて差し切り勝ち。重賞6勝目を挙げ、マイルCS(11月21日、阪神、GI、芝1600メートル)の優先出走権を獲得した。タイムは1分20秒7(良)。
3/4馬身差の2着には馬群の中から伸びてきた5番人気のサウンドキアラ、さらに半馬身差の3着に3番人気のホウオウアマゾンが先行策から粘り込み、2番人気のルークズネストはさらにハナ差遅れた4着だった。
スワンSを勝ったダノンファンタジーは、父ディープインパクト、母ライフフォーセール、母の父Not For Saleという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(株)ダノックス。通算成績は17戦7勝。重賞は2018年のファンタジーS(GIII)、阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)、19年のチューリップ賞(GII)、ローズS(GII)、20年の阪神Cに次いで6勝目。管理する中内田充正調教師はスワンS初勝利、騎乗した川田将雅騎手は16年のサトノアラジンに次いで同レース2勝目。
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