《栗東》安田記念を快勝して以来のウオッカ（角居、牝５）はＣＷコースで５ハロン６９秒２－５３秒５－３９秒７－１２秒３を馬なりでマーク。内エンクリプション（牡２未勝利）に２馬身、外ライオングラス（せ５、１０００万下）に４馬身先着した。武豊騎手は「２頭の間を割って最後は緩めたぐらい。動きはいいし、何も言うことはないですね。１週前としてはいい追い切りができました。いいメンバーが揃うみたいだし、僕も楽しみにしています」と秋初戦へ胸を膨らませている。

　札幌記念を快勝のヤマニンキングリー（河内、牡４）はＣＷ６ハロン８０秒６－６５秒４－５１秒４－３８秒５－１２秒１を一杯に追われてマークし、内ヒシアカデミー（牡３、１０００万下）に半馬身遅れ。「時計的にちょうどいいくらい。前走を使ってから体重も増えているし、天皇賞に向けていい競馬を」と河内師。宝塚記念４着以来のカンパニー（音無、牡８）は坂路で４ハロン５１秒９－３８秒２－１２秒８（一杯に追う）で外オウケンブルースリ（牡４、オープン）と併入。「ここまでしっかり併せ馬を消化してきたし、来週やれば仕上がる」と音無師。同１０着アドマイヤフジ（橋田、牡７）は坂路単走で追われて４ハロン５４秒２－３９秒７－１２秒６（１ハロン追う）。「調教は走る馬ですが、動きは良かった」と橋田師。天皇賞・春４着以来のサンライズマックス（増本、牡５）はＣＷで６ハロン７８秒６－６４秒２－５０秒９－３８秒０－１２秒４（一杯に追う）で外マサヤマト（牡４、５００万下）と併入。「順調だね。去年（１４着）よりも体調はいいと思う」と増本師。

　《美浦》関屋記念を制したスマイルジャック（小桧山、牡４）は、三浦騎手が跨ってＷコースで併せ馬で追われ、６ハロン８２秒１－６６秒３－５２秒０－３８秒７－１３秒３（一杯に追う）で、内ボアソルチ（牡３、５００万下）と併入。「途中で何カ所かハミを噛みましたが、パワーが有り余っている感じ。これがいいガス抜きになると思います。調教には初めて乗りましたが、改めて力のある馬だと感じました。調教としては申し分ないと思います」と三浦は好感触だ。

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