３月２９日（土）にＵＡＥ・ドバイのメイダン競馬場で行われるドバイワールドカップデーに出走予定の日本馬の調教状況および関係者のコメント。（３月２６日）

　ドバイワールドカップ（ＧＩ、オールウェザー２０００メートル）

　◎ベルシャザール（牡６歳、栗東・松田国英厩舎）黒野調教助手が騎乗し、タペタで追い切り。

　◆松田国英調教師「タペタコースで追い切りを行いましたが、いい動きでした。時計を見ても、うまく仕上がったという感触です。レースでは相手がいますし、馬を信じてずぶとく臨みたいと思っています」

　※タペタ＝メイダン競馬場の全天候馬場（オールウェザーコース）の素材の名称。

　◎ホッコータルマエ（牡５歳、栗東・西浦勝一厩舎）は幸英明騎手が騎乗し、タペタで追い切り。

　◆西浦勝一調教師「すごくいい時計が出ました。ドバイに着いてから今日まで順調にきていますし、早めにこちらに来て十分な調整ができています。良い結果に結びつくのではと思っています」

　◆幸英明騎手「最後の１、２ハロンが速くなるイメージで乗りました。あまり環境に左右される馬ではなく、順調にきています。タペタへの適応については思った以上にいい感触を持っています。本番も積極的な競馬をしたいと思っています」

　ドバイシーマクラシック（ＧＩ・芝２４１０メートル）

　◎ジェンティルドンナ（牝５歳、栗東・石坂正厩舎）は井上泰平調教助手が騎乗し、芝コースで追い切り。

　◆石坂正調教師「追い切りは向こう正面から初めて、最後は気合をつける程度という指示をして、その通りの動きでした。今回はジェンティルドンナにとって２度目のドバイということもあり、良い精神状態を保っているので、それが結果に結びついてほしいです」

　◎デニムアンドルビー（牝４歳、栗東・角居勝彦厩舎）は馬場入りせず。

　ドバイデューティフリー（ＧＩ、芝１８００メートル）

　◎ジャスタウェイ（牡５歳、栗東・須貝尚介厩舎）は榎本優也調教助手が騎乗し、芝コースで追い切り。

　◆須貝尚介調教師「のびのびとした動きで優雅に走れていました。ストレスがかからない程度に気合をつけるという指示でしたが、そういう走りができていました。レースまでまだ日はありますが、しっかりと調整して臨みたいと思います」

　◎トウケイヘイロー（牡５歳、栗東・清水久詞厩舎）は馬場入りせず。

　◎ロゴタイプ（牡４歳、美浦・田中剛厩舎）は三樹祐輔調教助手が騎乗し、芝コースで追い切り。　

　◆田中剛調教師「動きは軽快でした。雨が降ったことで馬場にクッション性が生まれ、いい馬場状態で追い切りができました。点が味方してくれたかなと感じています。デキには満足ですし、態勢は整ったと思います」

　ゴドルフィンマイル（ＧＩＩ・オールウェザー１６００メートル）

　◎ブライトライン（牡５歳、栗東・鮫島一歩厩舎）は寺井千万基調教助手が騎乗し、タペタで追い切り。

　◆鮫島一歩調教師「今日は６ハロン追い切りました。走りも時計もイメージ通りです。特に最後はよく伸びていました。ゴール後、駆け抜けた感じも良かったです」

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