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来年2月で定年を迎える池江泰郎調教師が、最後のグランプリにフォゲッタブルとトゥザグローリーを出走させる。ともに思い入れの深い2頭だが、フォゲッタブルは昨年の4着馬で、弟ルーラーシップとは初対戦。注目の兄弟対決を制して、名伯楽の期待に応える。
池江郎厩舎はトゥザグローリーも有馬記念に出走する。母トゥザヴィクトリーは同厩舎に所属し、01年のエリザベス女王杯勝ち、ドバイワールドC2着と活躍。01年は有馬記念でも逃げて3着に粘った。中1週の厳しいローテーションだが、元気な姿を見せている。「こちらも本当に順調。3月にデビューしたのにぎりぎりダービーに間に合って、今度は中日新聞杯を勝って、なんとか有馬記念にもすべり込んだ。運を持ってる馬だね」と池江師。強運と実力を兼ね備えたトゥザグローリーのレースでの走りを楽しみにしていた。