競馬ニュース > 記事
中京では29日、GI高松宮記念につながる「第28回シルクロードS」が行われる。3年連続で本番と同じ舞台での開催。4歳のフレッシュな快速馬が顔をそろえている。
◇
明け4歳馬ウインマーベルが23年の始動戦を迎える。昨年の葵Sを2馬身半差で快勝して重賞初制覇を飾り、キーンランドC2着をステップに挑んだスプリンターズSで勝ち馬ジャンダルムとクビ差の2着。GIタイトルには届かなかったが、高いスプリント適性をアピールした。
1週前は美浦Wコースで松山騎手を背に6ハロン84秒1、ラスト1ハロン11秒8をマーク。栗東から駆けつけた主戦騎手は「折り合いもためもしっかりついて反応も良かった。非常に乗りやすくて理解力がある。レースごとに成長しているし、次に向けて収穫のあるレースを」と意気込んでいる。
アイルランド産馬マッドクールは未勝利戦から4連勝中。芝6ハロンで3戦無敗と底を見せておらず、中京も【3・0・1・0】と得意。重賞初挑戦でどんなレースをするか。
トウシンマカオは昨夏にスプリント路線へ転じ、キーンランドC4着後にL夕刊フジ杯オパールS―京阪杯を連勝中。鋭い末脚でG連勝を狙ってくる。(夕刊フジ)