３日間競馬最終日の１３日に組まれているフェアリーＳ（中山、ＧＩＩＩ、芝１６００メートル）の追い切りが１０日、美浦トレセンで行われた。

　昨年８月の新馬戦を３馬身差で圧勝して以来のポレンティアは坂路で僚馬２頭を追走し、４ハロン５４秒４、３９秒５－１２秒０（直線仕掛け）をマーク。ラスト１ハロンで一気に突き抜け、中プモリテソーロ（３歳未勝利）に１／２馬身、外ムーランアンディゴ（３歳１勝クラス）に１馬身先着した。

　田中博調教師は「しまい重点に緩急をつけた追い切りでしたが、しっかりとついてきてくれました。負荷をかけて甘やかさずやってきたことに、きっちり応えてくれています」と合格点のジャッジ。休み明けでいきなりの重賞挑戦とハードルは高いが、「体質が随分強くなって安定してきました。ポテンシャルも高いので楽しみ」と期待を寄せている。



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