《美浦》日本ダービー５着以来となるニシノデイジー（高木、牡）はＰコース単走で一杯に追われ、５ハロン６３秒８－１１秒７の一番時計。「いい感じで動けていたし、テンションが上がらずにいい調整ができている。ダービーのように前半は折り合いに専念して、しまいを生かす形がいい」と高木調教師。

　札幌記念１４着のランフォザローゼス（藤沢和、牡）は馬なりで坂路４ハロン５３秒３－１２秒５。外ルヴォルグ（２勝クラス）と併入した。「前走は帰厩して日が浅かったし、競馬のリズムも悪かった。きょうの動きは悪くなかったし、状態が上がってきていると思う」と千島助手。

　《栗東》リオンリオン（松永幹、牡）はＣＷ６ハロン８０秒２（ラスト１ハロン１３秒１）としっかりと負荷をかけられた。「長めからいいペースで行って、最後まで我慢できていましたね。背丈が伸びてさらに良くなっています」と松永幹調教師は成長ぶりに目を細めた。

　メイショウテンゲン（池添兼、牡）は、ＣＷコースで一杯に追われてラスト１ハロン１２秒４（６ハロン８１秒２）。「まだ体に緩さはありますが、ひと夏を越して背丈が伸びました。調整も順調です」と茶木助手。

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