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施行時期や距離の度重なる変遷を経て、現行条件に収まった3歳馬限定の芝1400m重賞。創設当初の芝1800m時代には、第2回(1988年)のサッカーボーイ、第3回(1989年)のオサイチジョージ、第7回(1993年)のネーハイシーザーなど、のちに古馬G1を制する馬の名前が勝ち馬欄に並ぶ。芝1200m時代の第16回(2002年)は、2年後に高松宮記念優勝馬となるサニングデールが勝利を挙げた。第23回(2009年)を勝ったジョーカプチーノ(次走でNHKマイルカップを制覇)以降、このレースからは長らくG1ホースが誕生していなかったが、芝1400m戦に定着してしばらくすると様相が一変。第30回(2016年)の2着馬ブレイブスマッシュがオーストラリアに移籍してG1を2勝するほか、第32回(2018年)の勝ち馬ミスターメロディは4歳時に、5着馬モズスーパーフレアは5歳時に、7着馬ダノンスマッシュは6歳時にそれぞれ高松宮記念を制する躍進を遂げた。その後も、ラウダシオン、グレナディアガーズ、ウインマーベルなど、G1戦線で上位争いする馬が多く参戦している。
1987年に4歳(現在の3歳)限定の別定重賞として、「中日スポーツ賞4歳ステークス」の競走名で創設。格付けはG3。創設当初は芝1800m戦だったが、1996年に短距離路線の充実を図るために芝1200mへと姿を変えた。その後、2001年に馬齢表記の国際基準変更にともない競走名を「中日スポーツ賞ファルコンステークス」に改称。2012年に距離が芝1400mへと延伸された。2006年には施行時期が6月中旬から3月中旬に移ったため、NHKマイルカップを目指すマイル寄りに適性のある馬も参戦してくるようになった。
1986年以降の優勝馬を掲載しています。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記と統一しています。
回数 | 開催日 | 優勝馬 |
---|---|---|
第38回 |
2024年3月16日
中京
芝1400m
|
ダノンマッキンリー
栗
牡3 北村友一
藤原英昭
|
第37回 |
2023年3月18日
中京
芝1400m
|
タマモブラックタイ
栗
牡3 幸英明
角田晃一
|
第36回 |
2022年3月19日
中京
芝1400m
|
プルパレイ
栗
牡3 M.デムーロ
須貝尚介
|
第35回 |
2021年3月20日
中京
芝1400m
|
ルークズネスト
栗
牡3 幸英明
浜田多実
|
第34回 |
2020年3月14日
中京
芝1400m
|
シャインガーネット
美
牝3 田辺裕信
栗田徹
|
第33回 |
2019年3月16日
中京
芝1400m
|
ハッピーアワー
栗
牡3 吉田隼人
武幸四郎
|
第32回 |
2018年3月17日
中京
芝1400m
|
ミスターメロディ
栗
牡3 福永祐一
藤原英昭
|
第31回 |
2017年3月18日
中京
芝1400m
|
コウソクストレート
美
牡3 戸崎圭太
中舘英二
|
第30回 |
2016年3月19日
中京
芝1400m
|
トウショウドラフタ
美
牡3 田辺裕信
萱野浩二
|
第29回 |
2015年3月21日
中京
芝1400m
|
タガノアザガル
栗
牡3 松田大作
千田輝彦
|
第28回 |
2014年3月22日
中京
芝1400m
|
タガノグランパ
栗
牡3 福永祐一
松田博資
|
第27回 |
2013年3月16日
中京
芝1400m
|
インパルスヒーロー
美
牡3 田中勝春
国枝栄
|
第26回 |
2012年3月17日
中京
芝1400m
|
ブライトライン
栗
牡3 安藤勝己
鮫島一歩
|
第25回 |
2011年3月19日
阪神
芝1200m
|
ヘニーハウンド
栗
牡3 岩田康誠
矢作芳人
|
第24回 |
2010年3月20日
中京
芝1200m
|
エーシンホワイティ
栗
牡3 北村友一
松元茂樹
|
第23回 |
2009年3月21日
中京
芝1200m
|
ジョーカプチーノ
栗
牡3 藤岡康太
中竹和也
|
第22回 |
2008年3月15日
中京
芝1200m
|
ダノンゴーゴー
栗
牡3 武豊
橋口弘次
|
第21回 |
2007年3月10日
中京
芝1200m
|
アドマイヤホクト
美
牡3 横山典弘
古賀史生
|
第20回 |
2006年3月11日
中京
芝1200m
|
タガノバスティーユ
栗
牡3 池添謙一
池添兼雄
|
第19回 |
2005年6月12日
中京
芝1200m
|
カズサライン
美
牡3 中舘英二
和田正道
|
第18回 |
2004年6月13日
中京
芝1200m
|
キョウワハピネス
栗
牝3 安田康彦
佐山優
|
第17回 |
2003年6月15日
中京
芝1200m
|
ギャラントアロー
栗
牡3 幸英明
崎山博樹
|
第16回 |
2002年6月9日
中京
芝1200m
|
サニングデール
栗
牡3 福永祐一
瀬戸口勉
|
第15回 |
2001年6月10日
中京
芝1200m
|
ルスナイクリスティ
美
牝3 秋山真一郎
高木嘉夫
|
第14回 |
2000年6月11日
中京
芝1200m
|
ユーワファルコン
美
牡3 中舘英二
堀井雅広
|
第13回 |
1999年6月12日
中京
芝1200m
|
サイキョウサンデー
栗
牡3 河内洋
坂口正大
|
第12回 |
1998年6月13日
中京
芝1200m
|
トキオパーフェクト
美
牡3 蛯名正義
古賀史生
|
第11回 |
1997年6月7日
中京
芝1200m
|
オープニングテーマ
栗
牡3 小池隆生
太宰義人
|
第10回 |
1996年6月1日
中京
芝1200m
|
スギノハヤカゼ
栗
牡3 田島裕和
鹿戸幸治
|
第9回 |
1995年7月1日
中京
芝1800m
|
イブキラジョウモン
栗
牡3 武豊
領家政蔵
|
第8回 |
1994年7月2日
中京
芝1800m
|
イナズマタカオー
栗
牡3 大崎昭一
日迫良一
|
第7回 |
1993年7月4日
京都
芝1800m
|
ネーハイシーザー
栗
牡3 塩村克己
布施正
|
第6回 |
1992年7月5日
中京
芝1800m
|
キョウエイボーガン
栗
牡3 松本達也
野村彰彦
|
第5回 |
1991年6月30日
中京
芝1800m
|
コガネパワー
栗
牡3 田原成貴
鶴留明雄
|
第4回 |
1990年7月1日
中京
芝1800m
|
ロングアーチ
栗
牡3 武豊
宇田明彦
|
第3回 |
1989年7月2日
中京
芝1800m
|
オサイチジョージ
栗
牡3 丸山勝秀
土門一美
|
第2回 |
1988年7月3日
中京
芝1800m
|
サッカーボーイ
栗
牡3 河内洋
小野幸治
|
第1回 |
1987年7月5日
中京
芝1800m
|
ヒデリュウオー
栗
牡3 加用正
大沢真
|
第1~9回(1987~1995年)は6月下旬~7月上旬。第10~19回(1996~2005年)は6月上旬~中旬。第20回(2006年)以降は原則として3月中旬~下旬に開催されている。
施行場所:中京芝1400m(左回り) 出走資格:3歳 1着賞金:4100万円 負担重量:馬齢重量
1987年 | 中京芝1800m、4歳(現在の3歳)、別定、G3(国内独自)、「中日スポーツ賞4歳ステークス」として創設 |
1993年 | 京都芝1800m(外)で施行ネーハイシーザーが芝1800mの日本レコードを更新 |
1994年 | 混合競走に指定 |
1996年 | 施行距離を芝1200mに変更 |
1997年 | 指定交流競走に指定 |
2001年 | 競走名を「中日スポーツ賞ファルコンステークス」に改称 |
2007年 | 格付け表記をJpn3に変更 |
2009年 | 国際競走に指定、国際G3に格付け |
2011年 | 阪神芝1200mで施行 |
2012年 | 施行距離を芝1400mに変更 |
2020年 | COVID-19の流行により無観客競馬として開催 |
2024年 | 負担重量を馬齢重量に変更 |