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クラシックに直結する関東圏の主要ステップレースで、毎年ハイレベルな争いが繰り広げられている。第17回(1983年)の勝ち馬ミスターシービー、第28回(1994年)の覇者ナリタブライアンはクラシック三冠の偉業を達成。さらには、カブラヤオー、サクラショウリ、ダイナガリバー、アイネスフウジン、ジャングルポケットらが、このレースを制したのちにダービー馬の栄冠を勝ち取った。近年は皐月賞との結びつきも強く、第46回(2012年)のゴールドシップ、第48回(2014年)のイスラボニータ、第50回(2016年)のディーマジェスティ、第55回(2021年)エフフォーリアらが、こことクラシック第一冠との連勝を果たしている。
1967年に「東京4歳ステークス」の競走名で創設。1969年より「トキノミノル記念」の副称が付けられるようになり、1983年に「共同通信杯4歳ステークス(トキノミノル記念)」に改称された。創設当初は競馬場の改修工事や積雪の影響でコース(距離)が定まらなかったが、第5回(1971年)以降は原則的に東京芝1800mで行われている。1984年のグレード制導入時にG3に格付け。さらに2001年の馬齢表記変更にともない「共同通信杯(トキノミノル記念)」の競走名に改められた。東京優駿(日本ダービー)と同じ東京競馬場が舞台となるため、同競馬場での経験を積むことを目的に有力関西馬が遠征してくるケースも多い。
1986年以降の優勝馬を掲載しています。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記と統一しています。
回数 | 開催日 | 優勝馬 |
---|---|---|
第58回 |
2024年2月11日
東京
芝1800m
|
ジャスティンミラノ
栗
牡3 戸崎圭太
友道康夫
|
第57回 |
2023年2月12日
東京
芝1800m
|
ファントムシーフ
栗
牡3 C.ルメール
西村真幸
|
第56回 |
2022年2月13日
東京
芝1800m
|
ダノンベルーガ
美
牡3 松山弘平
堀宣行
|
第55回 |
2021年2月14日
東京
芝1800m
|
エフフォーリア
美
牡3 横山武史
鹿戸雄一
|
第54回 |
2020年2月16日
東京
芝1800m
|
ダーリントンホール
美
牡3 C.ルメール
木村哲也
|
第53回 |
2019年2月10日
東京
芝1800m
|
ダノンキングリー
美
牡3 戸崎圭太
萩原清
|
第52回 |
2018年2月11日
東京
芝1800m
|
オウケンムーン
美
牡3 北村宏司
国枝栄
|
第51回 |
2017年2月12日
東京
芝1800m
|
スワーヴリチャード
栗
牡3 四位洋文
庄野靖志
|
第50回 |
2016年2月14日
東京
芝1800m
|
ディーマジェスティ
美
牡3 蛯名正義
二ノ宮敬
|
第49回 |
2015年2月15日
東京
芝1800m
|
リアルスティール
栗
牡3 福永祐一
矢作芳人
|
第48回 |
2014年2月24日
東京
芝1800m
|
イスラボニータ
美
牡3 蛯名正義
栗田博憲
|
第47回 |
2013年2月10日
東京
芝1800m
|
メイケイペガスター
栗
牡3 横山典弘
木原一良
|
第46回 |
2012年2月12日
東京
芝1800m
|
ゴールドシップ
栗
牡3 内田博幸
須貝尚介
|
第45回 |
2011年2月13日
東京
芝1800m
|
ナカヤマナイト
美
牡3 柴田善臣
二ノ宮敬
|
第44回 |
2010年2月7日
東京
芝1800m
|
ハンソデバンド
美
牡3 蛯名正義
尾形充弘
|
第43回 |
2009年2月8日
東京
芝1800m
|
ブレイクランアウト
美
牡3 武豊
戸田博文
|
第42回 |
2008年2月11日
東京
芝1800m
|
ショウナンアルバ
美
牡3 蛯名正義
二ノ宮敬
|
第41回 |
2007年2月4日
東京
芝1800m
|
フサイチホウオー
栗
牡3 安藤勝己
松田国英
|
第40回 |
2006年2月5日
東京
芝1800m
|
アドマイヤムーン
栗
牡3 武豊
松田博資
|
第39回 |
2005年2月6日
東京
芝1800m
|
ストーミーカフェ
美
牡3 四位洋文
小島太
|
第38回 |
2004年2月8日
東京
芝1800m
|
マイネルデュプレ
美
牡3 北村宏司
畠山吉宏
|
第37回 |
2003年2月9日
中山
芝1800m
|
ラントゥザフリーズ
栗
牡3 内田博幸
山内研二
|
第36回 |
2002年2月3日
東京
芝1800m
|
チアズシュタルク
栗
牡3 藤田伸二
山内研二
|
第35回 |
2001年2月4日
東京
芝1800m
|
ジャングルポケット
栗
牡3 角田晃一
渡辺栄
|
第34回 |
2000年2月6日
東京
芝1800m
|
イーグルカフェ
美
牡3 岡部幸雄
小島太
|
第33回 |
1999年2月14日
東京
芝1800m
|
ヤマニンアクロ
美
牡3 勝浦正樹
萩原清
|
第32回 |
1998年2月15日
東京
ダ1600m
|
エルコンドルパサー
美
牡3 的場均
二ノ宮敬
|
第31回 |
1997年2月9日
東京
芝1800m
|
メジロブライト
栗
牡3 松永幹夫
浅見国一
|
第30回 |
1996年2月11日
東京
芝1800m
|
サクラスピードオー
美
牡3 小島太
境勝太郎
|
第29回 |
1995年2月12日
東京
芝1800m
|
ナリタキングオー
栗
牡3 南井克巳
中尾謙太
|
第28回 |
1994年2月14日
東京
芝1800m
|
ナリタブライアン
栗
牡3 南井克巳
大久保正
|
第27回 |
1993年2月14日
東京
芝1800m
|
マイネルリマーク
美
牡3 大塚栄三郎
高橋裕
|
第26回 |
1992年2月16日
東京
芝1800m
|
エアジョーダン
美
牡3 柴田政人
尾形充弘
|
第25回 |
1991年2月10日
東京
芝1800m
|
イイデセゾン
栗
牡3 田島良保
大久保正
|
第24回 |
1990年2月11日
東京
芝1800m
|
アイネスフウジン
美
牡3 中野栄治
加藤修甫
|
第23回 |
1989年2月12日
東京
芝1800m
|
マイネルブレーブ
美
牡3 柴田政人
中村広
|
第22回 |
1988年2月14日
東京
芝1800m
|
ミュゲロワイヤル
美
牡3 蛯沢誠治
加藤修甫
|
第21回 |
1987年2月15日
東京
芝1800m
|
マイネルダビテ
美
牡3 田原成貴
栗田博憲
|
第20回 |
1986年2月9日
東京
芝1800m
|
ダイナガリバー
美
牡3 増沢末夫
松山吉三
|
第1回(1967年)は2月5日に施行。以降、施行時期が大幅に変更されることはなく、現在も2月上旬~中旬に開催されている。なお、第6回(1972年)は馬インフルエンザの流行にともない5月7日に、第48回(2014年)は降雪にともない2月24日に、それぞれ順延して開催された。
施行場所:東京芝1800m(左回り) 出走資格:3歳 1着賞金:4100万円 負担重量:馬齢重量
1967年 | 東京芝1400m、4歳(現在の3歳)、別定、「東京4歳ステークス」として創設 |
1968年 | 中山ダート1700mで施行 |
1969年 | 施行距離を芝1600mに変更競走名を「東京4歳ステークス(トキノミノル記念)」に改称3位入線のタマモニシキは失格 |
1970年 | 東京ダート1600mで施行 |
1971年 | 施行距離を芝1800mに変更 |
1972年 | 馬インフルエンザの流行にともない5月7日に順延、福島芝1800mで施行 |
1979年 | 中山芝1800mで施行 |
1983年 | 競走名を「共同通信杯4歳ステークス(トキノミノル記念)」に改称 |
1984年 | G3(国内独自)に格付け |
1993年 | 混合競走に指定 |
1996年 | 指定交流競走に指定 |
1998年 | 東京ダート1600mで施行(G3の格付けは取り消し) |
2001年 | 競走名を「共同通信杯(トキノミノル記念)」に改称 |
2003年 | 中山芝1800mで施行 |
2007年 | 格付け表記をJpn3に変更 |
2008年 | 降雪にともない2月10日から2月11日に順延 |
2009年 | 国際競走に指定、国際G3に格付け |
2014年 | 降雪にともない2月16日から2月24日に順延 |
2021年 | COVID-19の流行により無観客競馬として開催 |
2024年 | 負担重量を馬齢重量に変更 |