【最終予想】

◎ヴェローナシチー　川田

今年はロンスパ戦と見込んでの評価、前走初めて馬券内を外したが、スタートや直線の進路取りなどレースが上手くいかなかったことが敗因、評価しているのは京都新聞杯で見せた強靭な末脚の持続力、そして初めてとも言えるトップジョッキー、川田騎手起用もマイナスには働かない。（長距離戦ではトップとは言えない気もしているが・・）

○ガイアフォース　松山

7馬身差をつけた国東特別、前半58秒台のペースを先行し、上り最速で突き放す内容は圧巻、キレないが容易にバテないスタミナは菊花賞馬に相応しい、折り合い面で全く苦労しない点も長距離では高評価、主役候補の一角である評価も、前走がピーク仕上げかのような気配も感じる調教と、マークされる競馬となる分、今回は割り引いたが、来年はＧⅠを狙える馬となっている筈だ。

▲ドゥラードーレス　横山武

潜在能力は、ここでもヒケを取らないと思っている馬だけに、期待しかありません、距離さえこなせればＢＩＧ4不在の今回なら

いきなりＧⅠ奪取があっても不思議ない、同馬に関しては、距離・脚質等、あらゆるファクターを無視して能力だけの評価。

△セレシオン　福永

2勝クラスを勝ったばかりも、その内容は馬が急成長した印象を持つ、速いペースを先行して突き放した脚はロンスパ戦にうってつけ、相手が微妙ということもあるが・・。

長距離戦は騎手という格言からも福永騎手確保は好材料、菊花賞で三年連続馬券内というのもプラス材料。

△アスクビクターモア　田辺

春の実績で言えば最有力、前走負けたのはマークされた分と、賞金が足りている前哨戦という事もあるでしょう。

ではなぜ、ここまで評価を落したかというと、道中しっかりとハミを噛んで走るところがある精神面が3000Ｍでスタミナロスを生みそうな事と関西圏での田辺騎手は不安が大きい。



※三連系の紐馬

・プラダリア　池添　叩き2戦目で調教の動き激変　

・マイネルトルファン　丹内　消耗戦ならまだ未知数

・ディナースタ　横山和　ロンスパ戦なら捲り経験活きそう



【見解・展開】

世代代表とも言える、ドウデユース・イクイノックス・ジオグリフ・ダノンベルーガ不在の菊花賞だけに、人気は春の実績馬、

アスクビクターモア、そして前走でビクターモアを破ったガイアフォースとなるのは仕方ないところ。

マークも当然この2頭に集中、そしてこの2頭が共に先行馬というところが今年の菊花賞での予想の肝とみています。

勝負どころから先行2頭を目指したロングスパート戦、こういったレース経験や我慢比べに強い馬を選択したい。

京都新聞杯でみせた捲る脚力・ロンスパ戦法を騎手は違えど評価したヴェローナシチーを本命に。

クラシック上位馬不在が65年振りとなる菊花賞だけに、傾向やデータというファクターは完全無視して乱菊を期待したい。



【馬券考察：買目】

本命はヴェローナシチーとしたが、俯瞰的に見れば今年の菊花賞は群雄割拠の戦国時代の戦い、展開や流れ如何ではかなりの馬にチャンスはあるとみています。

馬券はシビアに三連複・馬連といった連系のＢＯＸ馬券で勝負したい。

★馬連

◎～△までの5頭ＢＯＸ

①⑪⑫⑭⑱

★三連複

◎～紐馬まで8頭ＢＯＸ

①③⑧⑪⑫⑬⑭⑱

点数多くなってしまったが、大波乱まで見込めるレースなら絞って後悔したくない。