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京都では3日間開催最終日の12日に「第50回京都大賞典」(GII、芝2400)が行われる。毎日王冠同様、天皇賞→ジャパンC→有馬記念(12月27日、中山、芝2500メートル)と続く王道GI3連戦の重要な前哨戦。宝塚記念馬ラブリーデイが、ここで復帰する。
本格化を果たした今年前半。中山金杯をレコードで制し、京都記念でキズナとハープスターを撃破。鳴尾記念では2馬身突き抜け、宝塚記念も正攻法での完勝だった。阪神大賞典と天皇賞・春の敗因は明らかに距離。中距離なら無敵の強さだ。
先週30日はCWコースでラスト1F12秒2と切れ、併走馬を2馬身突き放した。「1週前としてはまずまず。前週より動きが良くなっているし、これで当週にやれば態勢は整う」と池江調教師。
距離は毎日王冠のほうが合うかもしれないが、京都を選択したのは王道GI3連戦を意識したもの。「距離は少し長いかなとも思うが、毎日王冠から始動すれば、東京へ3回、中山へ1回輸送しなければならない。タフな馬だけど、ちょっとかわいそうだからね」
とはいえ、昨年のメトロポリタンSを勝ったように2400メートルまでは守備範囲。JC、有馬記念のために、しっかり勝っておきたい。(夕刊フジ)
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