◆ＧＩ馬の底力を〔６〕グレープグランデー

　坂路で４ハロン５９秒７－１３秒０を計時。最後までしっかり調整した。「最近の中では状態は一番いいですよ。（２０１３年のフェブラリーＳなどの覇者として）ＧＩ馬の底力を見せてほしい」と安田景助手は願いを込めた。

◆ムーアの腕期待〔９〕クリノスターオー

　角馬場で入念に調整した。高橋忠調教師は「状態は変わらず、いつも通り。ムーア騎手が乗ってくれたのは１年前。あの頃は能力だけで走っていました。気持ちの部分で左右される馬なので、レースで気持ちが向いてくれれば」と語った。

◆１年間で成長！！〔３〕クリソライト

　角馬場から坂路へ。ラスト１ハロン１３秒８（４ハロン６２秒９）としまいを伸ばした。「速めのところをやりましたが、元気はいいです。去年（１５着）は古馬とやれる力がまだなかったが、１年たって力をつけてきました」と平井助手は成長に目を細めた。

◆申し分ないデキ〔１２〕ローマンレジェンド

　ＣＷコースを半周してから、坂路で４ハロン６９秒６－１４秒６と入念な調整。「動きは良かったし、デキは申し分ない。間はあいたけどしっかり乗り込めば力は出せる。使って、前走よりもいい状態で出せそう」と荻野助手は納得の表情。

◆狙い定めた中京〔１５〕インカンテーション

　坂路を４ハロン６５秒６－１６秒４で駆け上がった。羽月調教師は「馬は相変わらず緊張感のない感じですね。順調にきました。中京で行われると決まったときから意識していたレース。頑張ってほしい」と期待を持って送り出す。

◆気合乗り文句なし〔１〕インペラティヴ

　唯一の外国馬（米国）で、中京競馬場のダートコースをダクで２周。ほどよく気合が乗っている様子だった。「軽い運動でも気分良さそうだったし、元気があり余っていますね」とグリーン助手は順調ぶりに目を細めていた。

◆好枠から虎視眈々〔７〕サンビスタ

　ＪＢＣレディスクラシックを制した紅一点。角馬場で調整した。「すごく元気がありますね。うまく立ち回れるいい枠ですし、このままいい状態でレースに臨めれば」と辻野助手は期待を込めた。

◆前走以上アピール〔８〕ホッコータルマエ

　坂路で４ハロン６７秒２－１５秒５。軽快なフットワークで、前走以上の状態をアピール。西浦助手は「絶好調ですね。前走を使ってすごく良くなっています。休んで成長がうかがえます。どれくらい化けるのか、期待の方が大きいですね」と目を輝かせていた。

◆あとは天命待つ〔１１〕ワンダーアキュート

　５度目の挑戦となる古豪。坂路で４ハロン６９秒５－１５秒８を計時した。佐藤調教師は「兄（ワンダースピード）は晩成型だけど、こちらは３歳から息の長い馬だね。今週は悔いのないようにしっかり負荷をかけた。やれることはやったと思う」とすっきりした表情だ。

◆叩いて調子ＵＰ〔１３〕カゼノコ

　唯一の３歳馬は、坂路を４ハロン６３秒４－１４秒６で軽快にキャンター調整。「１度使って、状態は確実に上向き。このメンバー相手にどこまでやれるか。スパッと切れるタイプじゃないので、人気馬を射程圏に入れて運べれば」と根岸助手は見通しを語った。

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