競馬ニュース > 記事
デスク 中山の京成杯はプロフェットが快勝し、京都の紅梅Sはシンハライトが新馬戦に続き連勝。新たにクラシック候補が名乗り出たな。
森本 今年の3歳は牡牝ともレベルが高くて層も厚い。
デスク 今週も京都でオープン特別の若駒S(23日、芝2000メートル)がある。過去の優勝馬にトウカイテイオーやディープインパクトがいる出世レース。おまえさんのイチ推しは?
森本 マカヒキですね。京都芝1800メートルの新馬戦で、上がり3ハロン33秒5の鋭い末脚で快勝したディープインパクト産駒。友道調教師は「前走は追うところなく完勝でしたね。1回使って体はシャープになったし、先週もいい時計が出ている。動きもよかった」と手応え十分です。
デスク 友道厩舎といえば、7年前の皐月賞馬アンライバルドが、ここを勝っているな。
森本 マカヒキは短距離重賞を2勝しているウリウリの全弟ですが、気性的におっとりしているので距離は大丈夫でしょう。「新馬戦後の写真撮影の時に金子真人オーナーに、『すごく落ち着いているね。これだけどっしりしているのは、キングカメハメハ以来だよ』と言われたんだ」とトレーナーも笑顔でした。
デスク ライバルは?
森本 そのキンカメ産駒のロスカボスは、前走の東スポ杯2歳Sで1番人気に推されながら8着でしたが、敗因は明らかです。高野調教師は「苦手なスローペースで、ヨーイドンの瞬発力勝負になった。ポテンシャルは高いし、体は幅が出て成長している」と巻き返しに力が入ってます。
デスク もう1頭の2勝馬ブラックスピネルは?
森本 前走のホープフルS(4着)は「(スタートを)出していったので引っ掛かった。勝った2走前の萩Sのように、好位につけて力を出せば」と音無調教師は好レースを見込んでいます。
デスク 美浦トレセンの方はどう。
藤沢 アメリカンヘブンが遠征します。戸田調教師は「前走のアイビーS(6着)はイレ込んでテンションが高かった。しっかり走ってくれれば、ここでも差はない」と期待しています。
![](/common/img/timeline/thumb-up.png)