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◆偶数内枠に笑顔〔2〕コントレイル
東スポ杯2歳Sの勝ち馬は内めの〔2〕枠(2)番に決まった。枠順を確認した矢作師は「前に壁を作りたかったので、大外は嫌だったけど、内の(後入れの)偶数ならいいんじゃないでしょうか」と笑顔。末脚一辺倒ではなく、先行力もあるだけに「枠なりに行ってくれれば」と期待していた。
◆先行力生かせる〔3〕ブルーミングスカイ
前走・黄菊賞4着馬は〔3〕枠(3)番。これまで4戦全て(4)番以内で、今回も内枠をゲットした。小滝助手は「先行力がある馬だし、いいところを引けたと思います。そこまで駐立でガタガタする馬でもないので、奇数も問題ないでしょう」。
◆同厩2騎は好枠〔4〕ガロアクリーク〔6〕ナリノモンターニュ
2頭出しの上原厩舎は、〔4〕枠(4)番にガロアクリーク、〔5〕枠(6)番にナリノモンターニュが入った。「どちらも偶数だし、真ん中より内めでいいところだね」と上原師。「モンターニュは先行力があるし悪くない枠。ガロアは後ろから(競馬をする)ですが、この枠なら馬群で遅れることなく、いいリズムでレースができる」と笑顔だった。
◆17年V枠ゲット〔7〕ワーケア
アイビーSの勝ち馬は、一昨年に同じハーツクライ産駒のタイムフライヤーが勝った(7)番枠。矢嶋助手は「外すぎなくてよかった。ちょうどいいところ。(先入れの)奇数番も特に気にならない」とうなずく。追い切り翌日は厩舎周辺で運動を行い、「本当に順調。やれることをやってきたという感じ」と満足そうだった。
◆戦略立てやすい〔8〕クリノブレーヴ
前走で未勝利戦を勝ち上がったオーシャンブルー産駒は〔6〕枠(8)番。長谷川師は「いいところですね。いろんな方向性でプランが立てられる枠だと思います。輸送も心配していませんし、いい経験ができれば」と話した。
◆どんな競馬でも〔9〕パンサラッサ
ロードカナロア産駒の1勝馬は〔6〕枠(9)番にゲートイン。「スタートがいいし、どんな競馬でもできるので枠は気にしていなかった。前の方に行くことになると思います」と矢作師。
◆折り合いつけて〔10〕ディアセオリー
前走・葉牡丹賞6着馬は〔7〕枠(10)番から巻き返しを狙う。多田厩務員は「前走は周りの馬に寄られて位置が悪くなったけど、本来は前に行ける馬。折り合いを大事にリズム良く行きたいので、この枠はいいのでは」と前向きに話した。
◆無敗戴冠へ順調〔11〕オーソリティ
新馬戦-芙蓉Sを連勝した2戦2勝馬は、〔7〕枠(11)番に入った。「決められた枠で頑張るだけですよ」と木村師はいつもどおりの平常心。この日は北馬場のCコースを軽く流して調整を終え、「追い切った後も変わりなく来ています」と順調ぶりを伝えた。
◆中山向き操作性〔12〕ラグビーボーイ
ラグビー日本代表カラーのメンコを着けて〔8〕枠(12)番から発走。勢司師は「この距離、この頭数なので、それほど外枠も気にならない」と前を向き、「操作性がいいので、東京よりも中山の方がいい。相手は強いが、いい経験になれば」。
◆大外も(13)なら…〔13〕ラインベック
母アパパネの良血2勝馬は大外の〔8〕枠(13)番。大江助手は「13頭立てなのが救いですね。スタートが速いタイプですが、ここからだと周りを見ながら運ぶことになると思います」と渋い表情だった。
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