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▼2016年01月30日(土) 東京10R クロッカスステークス
【JRA、かつ1600m以下のレースにおいて出走メンバー中1位の上がり3ハロンタイムをマークした経験の有無別成績(2008年以降)】
●あり [7-7-8-34](複勝率39.3%)
●なし [1-1-0-39](複勝率4.9%)
→“末脚”がポイント。先行力の高さを活かしたいタイプは評価を下げるべきでしょう。
▼2016年01月30日(土) 東京11R 白富士ステークス
【馬齢別成績(2010年以降)】
●6歳以下 [6-5-6-27](複勝率38.6%)
●7歳以上 [0-1-0-28](複勝率3.4%)
→若い馬が強いレース。なお、馬齢が5歳以下だった馬は2010年以降[6-4-3-10](複勝率56.5%)とより安定していました。
▼2016年01月31日(日) 京都11R シルクロードステークス
【前年か同年、かつJRA、かつ芝1400m以下の重賞において3着以内となった経験の有無別成績(2011年以降)】
●あり [5-3-3-20](複勝率35.5%)
●なし [0-2-2-46](複勝率8.0%)
→近年は実績馬が優勢。特別登録を行った馬のうち、2015年以降、かつJRA、かつ芝1400m以下の重賞において3着以内となった経験があるのは、アースソニック、アクティブミノル、サトノルパン、セイコーライコウ、ダンスディレクター、ビッグアーサーの6頭です。
▼2016年01月31日(日) 東京11R 根岸ステークス
【前年か同年、かつJRA、かつダ1400mの重賞かオープン特別において6着以内となった経験の有無別成績(2011年以降)】
●あり [5-5-4-40](複勝率25.9%)
●なし [0-0-1-25](複勝率3.8%)
→距離やJRAのレースに対する適性を重視したい一戦。地方のダートグレード競走やダ1400m以外のレースを主戦場としてきた馬は信頼できません。
■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)
埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる騎手大全』(ガイドワークス)、『現在(いま)の勝負気配が分かる 騎手×調教師 黄金タッグ』(ガイドワークス)、『一口馬主の愉しみ(競馬道OnLine新書)』(スタンダードマガジン)、『本当に儲かる騎手データブック 馬券の勝ち組は騎手を野次らない(競馬王新書EX008)』(ガイドワークス)、『門外不出! 投票データから分かった! WIN5の鋭い買い方』(東邦出版)、『WIN5(五重勝)ほど儲かる馬券はない!! 少点数で驚愕配当をモノにする絶対的セオリー(競馬王新書)』(白夜書房)。昨年12月4日には制作総指揮を務めている人気シリーズの最新刊『ウルトラ回収率 2016-2017』(ガイドワークス)が発売された。