Pro tipster MAX > N.Okamura's TipALL COMERS G2 - 25/9/2016 Nakayama11R |
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もはやレース名称の由来さえ分からなくなってしまったオールカマー。 All Comers 。元はアラブとか品種さえも問わず「何でも来い」、希望者は全員参加で行こぉーみたいなノリで創設されたレースだったはず。 1986年~1994年までは「地方競馬招待競走」、「地方最強馬」が唯一JRA所属馬に挑戦できる的なレースとして、他のレースにはない異様な盛り上がりを見せていたのだが、多くの地方馬が普通にJRA競走に出走できるようになってからは、その価値が急落。格付け(グレード)こそG3→G2に上がったのだが、今や何の変哲もない普通の重賞になってしまった。オールカマーってどういう意味だっけ。 当時「地方最強馬」がJRA所属馬に挑戦できるレースはジャパンカップもあったのだが、そっちは日本のエースが世界に挑戦するG1。たとえ「地方最強馬」が出てきても、それが目玉にはならなかった。(芝、ダートの違いはあれど)地方最強馬が中央に通用するかどうか瀬戸際のところとして、“中山芝2200mのハンデG3”は絶妙のセッティングだったと思う。 そんなオールカマーではあるのだが、近年の勝ち馬を見ると、「ザ・中山の馬」みたいなのが多い。2007年~2009年にかけてオールカマーを3連覇したマツリダゴッホは言うに及ばず、2012年ナカヤマナイト、2013年ヴェルデグリーンなどなど。単に中山で強いというだけでなく、中山以外ではあまり好走した記憶がないぐらいの、筋金入りの中山巧者が。 そういった観点から行くと、ここは(6)ゴールドアクター、もしくは(2)クリールカイザーと(5)ツクバアズマオーが有力なのではないか。特に偏執的な中山巧者というなら(2)クリールカイザーと(5)ツクバアズマオー、何とかこの辺りを本命にできないものかと考えてみたのだが、能力的に(6)ゴールドアクターと比較してしまうと、どうしても分が悪い。 たとえば「オールカマーは中山巧者が良い」と特に印象づけたのは2013年勝ち馬のヴェルデグリーンだったのだが、その年の人気馬はダノンバラードとメイショウナルト。メンバーが手薄だったという点は否めない。 (6)ゴールドアクターは天皇賞(春)1番人気で12着に敗れてしまったが、レース前に指摘していたように、敗因は距離だと考えている。2500mや2600mで強い馬が3200mをこなせないはずがないって? いやいや、ラップギア的な観点からは、それが全然アリなのだ。 ラップギア、瞬発馬は基本的に幅広く距離をこなす。1400mでも1600mでも2000mでも2400mでも、瞬発馬であればまったく問題ないと考えている。逆に意外なほど距離に融通が利かないのが平坦馬。その適性幅は400mほどだと考えており、マイラーと言われる存在なら1400m~1800m。1200mや2000mではサッパリという馬は多いのではないか? 話は戻って(6)ゴールドアクター。これが長距離系の平坦馬という存在だ。1600mではスピード不足の平坦馬。その適性は2200m~2600mであり、3200mは完全な適性外ではないかというのが天皇賞(春)で述べた論法。実は2200m~2500m辺りで強かったゴールドシップもコレだと思われ、もっと距離の長い、3200m~3600mの平坦馬というのも存在する。 適性外の3200mで敗れ、今回オールカマーは2200m。絶好の狙いどころではないか。……と思っていたら、前日最終で単勝2.0倍? うーむ、まぁ仕方ないか。(7)マリアライトや(1)サトノノブレスに中山巧者のイメージは無いし、たとえば天皇賞(春)の敗因が分からないというなら、(6)ゴールドアクターよりも(2)クリールカイザーや(5)ツクバアズマオーを狙ってみたいオッズ、迷うところではあるのだが。 ※印や金額は発走の約1時間前に確定。それまでは変更の可能性があります。 ※適性値(ラップギア)や能力値(瞬発指数)について http://lapgear.net/ |
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