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第59回宝塚記念(24日、阪神11R、GI、3歳上オープン国際(指)、定量、芝・内2200メートル、1着本賞金1億5000万円 =出走16頭)和田竜二騎乗で7番人気のミッキーロケットが早め先頭から、香港のワーザーの追撃をクビ差で振り切り快勝。
今回の勝利で生産牧場のノーザンファームは今春のGI6勝目。表彰式を終えた後も、代表の吉田勝己氏(69)の笑みは絶えなかった。
「(2着の)ワーザーに負けるのかなと思ったけどね。良かったです」
ルーラーシップ、ロードカナロアと、父キングカメハメハの血脈を引く種牡馬が活躍中。今回のVで、後世に偉大な血統を伝える後継種牡馬が誕生した。「(母系にも)サンデーサイレンスの血が入っていないし、貴重な馬だよね」と続けた。
馬主の野田みづき氏にとっては2016年マイルCSのミッキーアイル以来、2年ぶりとなるGI5勝目。スタンドで観戦し、直線では立ち上がって声を出してエールを送った。「強い馬が出ていたのであきらめていたんです。(騎手の)和田さんが頑張ってくれました」と微笑んだ。
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