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5月27日の東京12Rで行われた伝統のハンデ重賞、第132回目黒記念(4歳以上オープン、GII、芝2500メートル、16頭立て、1着賞金=5700万円)は、内田博幸騎手手騎乗の9番人気ウインテンダネス(牡5歳、栗東・杉山晴紀厩舎)がゴール前の接戦から抜け出し、重賞初制覇を果たした。タイムは2分29秒7(良)。3/4馬身差の2着はノーブルマーズ(10番人気)で、さらにアタマ差の3着にパフォーマプロミス(1番人気)が入った。
ハナを切ったのはヴォージュ。ウインテンダネスは中団の内で折り合い、直線に向くと一気に脚を伸ばして叩き合いを制した。2番人気チェスナットコートは11着。連覇を狙ったトップハンデ(59キロ)フェイムゲームは13着に終わった。
ウインテンダネスは、父カンパニー、母モエレメルシー、母の父マジックマイルズという血統。北海道新冠町・アサヒ牧場の生産馬で、馬主は(株)ウイン。通算成績は29戦6勝。重賞は初勝利。杉山晴紀調教師はJRA重賞初勝利。内田博幸騎手は2013年ムスカテールに次いで目黒記念2勝目。
◆内田博幸騎手「前走でハナに行っているので腕がしびれるぐらいに引っ掛かった。よく頑張っているし、力もつけている」
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