競馬ニュース > 記事
古馬のチャンピオン決定戦、天皇賞・春(28日、京都、GI、芝3200メートル)の枠順が25日、決まった。GIを含め重賞4連勝中のゴールドシップは〔4〕枠(8)番。関東の雄、フェノーメノは〔3〕枠(6)番に入った。2009年の覇者マイネルキッツは〔3〕枠(5)番、10年Vのジャガーメイルは〔2〕枠4番だ。馬券は26日、一部ウインズで金曜発売が行われる。
史上24頭目のGI4勝を狙うゴールドシップは〔4〕枠(8)番に決定。1988年に同じ芦毛のタマモクロスが勝った馬番から、古馬最強の座を狙うことになった。
道中は最後方に待機し、途中から大外を回って先行勢を一気に追い上げ、直線で他馬を力でねじ伏せるというのがスタイル。それだけに須貝調教師は「3200メートルもあるわけだし、枠がどうこうという馬じゃない。展開も馬場も不問だからね」と揺るぎない自信を見せた。
芝コースで6ハロン76秒4の好時計をマークし、僚馬を2馬身ちぎる圧巻の内容だった最終追い切りから一夜明けたこの日は、厩舎の周りで1時間の引き運動を行った。担当する今浪厩務員は「秋にGIを勝っていた頃のデキに近いし、あの頃よりも落ち着きがあるという意味では今までで一番いいデキじゃないか」と状態の良さに胸を張る。
無敗のまま今年の年度代表馬へ-。オルフェーヴル、ジェンティルドンナと古馬“3強”を形成しているゴールドシップの陣営は、勝利の二文字だけを追う。
天皇賞・春の枠順 ★PCはこちら ★スマホはこちら