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デスク 今週は土曜の京都2歳Sに注目が集まるが、日曜に組まれている東西の500万下も重要なレースだ。
川端 ハイ、京都の白菊賞(芝1600メートル)は牝馬限定戦ですが、好メンバーがそろいました。スプリント重賞4勝馬ワンカラットを母に持つワントゥワンは、ファンタジーSで僅差の4着。藤岡調教師は「ゲートを出てから行かなかった前走を考えると、距離が延びるのはいい」と初のマイル戦も楽しみの方が大きいようです。
デスク 夏の新潟で新馬を勝って以来となるサプルマインドも気になる。
川端 藤原英調教師は「まだ2歳だからあまり求めても仕方ない。順調にきているから、ここも無事に走ってくれればいい」と先を見すえていますが、素質の高さであっさり勝っても不思議はありませんね。
板津 東京のベゴニア賞(芝1600メートル)も出世レースですよ。
デスク 確かに2012年にロゴタイプ、昨年はダノンプラチナがともに、ここを勝った勢いで2歳王者になっているな。
板津 そのロゴタイプの全弟ナイトインブラックに注目です。田中剛調教師は「緩さはあるけど、体形などは兄そっくりになってきたね。同じ道をたどっていければ」と期待は大きいです。
デスク 東スポ杯を勝ったスマートオーディンと同じダノンシャンティが父のルノートルもチャンスがありそう。
板津 和田郎調教師は「芙蓉S(芝2000メートル)では力んで走っていたし、現状ではマイルくらいがいいと思う。能力はあるので」とVを意識しています。
デスク デビュー前の新馬はいるか。
板津 来週12月6日の中山芝2000メートルにディープインパクト産駒のラグルーラがデビュー予定。「調教はみっちり積んできたし、動きもだいぶ軽くなってきた」と加藤征調教師。同厩舎のウェルブレッドなど兄3頭は早い時期に勝ち上がっているので、初戦から楽しみです。