②レガレイラ

２００７年ウオッカ以来の牝馬Ｖを狙うホープフルＳ勝ち馬は、軽快な脚さばきで美浦Ｗコース４ハロン６８秒２－１４秒２。木村調教師は「いつもゆったりで折り合いの心配がない馬なので、２４００メートルを走り切れるだけの素養は持っていると思っています」と話した。

⑥コスモキュランダ

皐月賞２着馬は美浦の角馬場で体をほぐすと坂路を４ハロン７１秒７で駆け上がり、Ｅコース（ダート）でハッキング。最後にプール調教と念入りに調整した。加藤士調教師は「いい感じですね。皐月賞と同じようなパフォーマンスは確実に出せます」と胸を張った。


⑧アーバンシック

皐月賞４着馬は美浦坂路を活気良く４ハロン６２秒８－１５秒４で駆け、最終調整を完了した。武井調教師は「全て順調です。皐月賞のときはピリピリしていたけど、今回はしっかり落ち着いています。メンバーは強いけど、勝てると思える状態です」と自信満々だ。

⑪シュガークン

キタサンブラックの半弟は、事故渋滞で通常より約１時間かかって到着。宮本助手は「渋滞で止まっていてもイレ込むことはなかった。しっかりカイバも食べさせてきたので体重面は大丈夫と思う。展開が難しいけど、どんな競馬でもできるので」と話した。

⑫シックスペンス

デビュー３連勝でスプリングＳを制したキズナ産駒は金曜に府中入り。ダートコースを流して、パドックなどをスクーリングした。「落ち着いているし、特に問題はないという話でした。（初めての東京は）全然問題ない。カイバも食べている」と国枝調教師。

⑬シンエンペラー

凱旋門賞馬ソットサスの全弟は、僚馬ミスタージーティーとともに関西馬では一番早い午後０時３８分に東京へ到着した。吉田助手は「いつもより３０分くらいかかったけど順調。皐月賞と比べて見た目も中身も全然違う。デビュー以来最高のデキ」と胸を張った。


⑮ジャスティンミラノ

無敗の皐月賞馬は午後３時５６分に決戦の地に入った。山田助手は「前日輸送の競馬しかしていないし、いつも通り。最初のパーキングに止まった頃にはカイバも完食していた。ここまで思った以上に負荷もかけられて文句のない状態」と２冠獲得へ自信の表情だ。

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