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《栗東》一昨年の3冠牝馬で、宝塚記念3着以来となるデアリングタクト(杉山晴、牝5)は、CWコースで6ハロン78秒6―11秒8を馬なりでマーク。力強い走りで、直線はグングン加速。鋭く伸びてフィニッシュした。騎乗した松山騎手は「この秋、初めてまたがりましたが、だいぶ戻ってきたと思います。春はハミにもたれてしまう感じがありましたが、だいぶ体が起きてきています」と好感触。杉山晴調教師も「単走でリズム良く走らせました。動きも良かったですね。脚元は気にすることなく、しっかり攻めをやれています」と秋初戦に向けて力を込めた。
天皇賞・春3着テーオーロイヤル(岡田、牡4)は、CWコースで6ハロン81秒3―11秒3をマーク。ローズSに出走予定のヒヅルジョウ(2勝)に併入した。岡田調教師は「いい併せ馬になりました。休み明けを感じさせない動きでしたね。動きはいいし、いい状態で出せそうです」と納得の表情を浮かべた。
《美浦》目黒記念3着以来のウインキートス(宗像、牝5)はWコース5ハロン69秒1―11秒8。馬なりで僚馬と併入し「いい動きだった。以前は馬場入りではしゃいだりしていたが、思ったよりおとなしかった」と宗像調教師。
日本海Sを勝ってOP入りのロバートソンキー(林、牡5)は馬なりで坂路4ハロン53秒0―12秒1。一杯に追われた僚馬を2馬身突き放し、林調教師は「時計がかかる馬場でもすごくいい動きでした。前走以上では」と好感触を伝えた。天皇賞・春14着の僚馬クレッシェンドラヴ(牡8)はWコース5ハロン68秒5―11秒6。一杯に追われて併入し、「メンタル面が大人になり、調教でも前回以上に人馬のコミュニケーションが取れています」とトレーナー。