１８日の京都５Ｒ・メイクデビュー京都（芝２０００メートル）で注目を集めた女傑エアグルーヴの息子フォゲッタブル（牡３歳、父ダンスインザダーク、栗東・池江泰郎厩舎）は、３番手で直線を迎えたが、追って伸びず５着に敗れた。単勝は１・７倍の１番人気だった。

　フォゲッタブルは０７年の１歳馬セレクトセールで、あのディープインパクトで知られる金子真人氏が２億４５００万円で落札。馬主、厩舎、騎手と“チーム・ディープ”がそろったが、ほろにがいデビュー戦となった。

　勝ったのはディープインパクト世代でクラシックを盛り上げたシックスセンス（皐月賞２着、日本ダービー３着）の半弟デルフォイ。直線、内で粘るアドマイヤメジャーを楽に交わし、強い競馬でデビュー戦を飾った。

　デルフォイは、父スペシャルウィーク、母デインスカヤ、母の父デインヒル。栗東・長浜博之厩舎所属で、半兄にシックスセンス、中央現役でＪＲＡ４勝のスペルバインドなどがいる。

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