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NHKマイルCの創設によりトライアルとなった3歳限定のマイル重賞。トライアルに指定される以前からハイレベルなメンバーが集まる一戦として周知されており、第4回(1986年)のニッポーテイオー、第6回(1988年)のオグリキャップ、第10回(1992年)のシンコウラブリイ、第12回(1994年)のヒシアマゾンなど、名だたる名馬たちが本競走を制している。昨今はローテーションの多様化にともない本番との直結度も薄くなったが、過去には第15回(1997年)のシーキングザパール、第16回(1998年)のエルコンドルパサー、第30回(2012年)のカレンブラックヒルが、続くNHKマイルCにも勝って世代のマイル王に輝いた。
1971年にニュージーランドのベイオブプレンティレーシングクラブからカップの寄贈を受けて開催された「ベイオブプレンティレーシングクラブ賞グリーンステークス」が本競走の前身で、1983年に3歳限定の重賞「ニュージーランドトロフィー4歳ステークス」へとその姿を変えた。1984年のグレード制導入時にG3に格付け。その3年後の1987年にはG2昇格を果たした。NHKマイルCが新設された1996年に施行時期を6月から4月へ移すとともに、同レースのトライアル競走に指定。上位3頭までにNHKマイルCへの優先出走権が与えられるようになる。その後、2000年に東京1400mから中山芝1600mに移設。2001年には馬齢表記の国際化にともない、競走名が「ニュージーランドトロフィー」に改称された。
1986年以降の優勝馬を掲載しています。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記と統一しています。
回数 | 開催日 | 優勝馬 |
---|---|---|
第42回 |
2024年4月6日
中山
芝1600m
|
エコロブルーム
美
牡3 横山武史
加藤征弘
|
第41回 |
2023年4月8日
中山
芝1600m
|
エエヤン
美
牡3 M.デムーロ
伊藤大士
|
第40回 |
2022年4月9日
中山
芝1600m
|
ジャングロ
栗
牡3 武豊
森秀行
|
第39回 |
2021年4月10日
中山
芝1600m
|
バスラットレオン
栗
牡3 藤岡佑介
矢作芳人
|
第38回 |
2020年4月11日
中山
芝1600m
|
ルフトシュトローム
美
牡3 石橋脩
堀宣行
|
第37回 |
2019年4月6日
中山
芝1600m
|
ワイドファラオ
栗
牡3 内田博幸
角居勝彦
|
第36回 |
2018年4月7日
中山
芝1600m
|
カツジ
栗
牡3 松山弘平
池添兼雄
|
第35回 |
2017年4月8日
中山
芝1600m
|
ジョーストリクトリ
栗
牡3 A.シュタルケ
清水久詞
|
第34回 |
2016年4月9日
中山
芝1600m
|
ダンツプリウス
栗
牡3 丸山元気
山内研二
|
第33回 |
2015年4月11日
中山
芝1600m
|
ヤマカツエース
栗
牡3 池添謙一
池添兼雄
|
第32回 |
2014年4月12日
中山
芝1600m
|
ショウナンアチーヴ
美
牡3 後藤浩輝
国枝栄
|
第31回 |
2013年4月6日
中山
芝1600m
|
エーシントップ
栗
牡3 内田博幸
西園正都
|
第30回 |
2012年4月7日
中山
芝1600m
|
カレンブラックヒル
栗
牡3 秋山真一郎
平田修
|
第29回 |
2011年4月9日
阪神
芝1600m
|
エイシンオスマン
栗
牡3 幸英明
松永昌博
|
第28回 |
2010年4月10日
中山
芝1600m
|
サンライズプリンス
栗
牡3 横山典弘
音無秀孝
|
第27回 |
2009年4月11日
中山
芝1600m
|
サンカルロ
美
牡3 吉田豊
大久保洋
|
第26回 |
2008年4月12日
中山
芝1600m
|
サトノプログレス
美
牡3 横山典弘
国枝栄
|
第25回 |
2007年4月7日
中山
芝1600m
|
トーホウレーサー
栗
牡3 後藤浩輝
川村禎彦
|
第24回 |
2006年4月8日
中山
芝1600m
|
マイネルスケルツィ
美
牡3 柴田善臣
稲葉隆一
|
第23回 |
2005年4月9日
中山
芝1600m
|
マイネルハーティー
栗
牡3 内田博幸
中村均
|
第22回 |
2004年4月10日
中山
芝1600m
|
シーキングザダイヤ
栗
牡3 武豊
森秀行
|
第21回 |
2003年4月12日
中山
芝1600m
|
エイシンツルギザン
栗
牡3 横山典弘
藤原英昭
|
第20回 |
2002年4月6日
中山
芝1600m
|
タイキリオン
美
牡3 柴田善臣
田中清隆
|
第19回 |
2001年4月7日
中山
芝1600m
|
キタサンチャンネル
栗
牡3 高橋亮
橋口弘次
|
第18回 |
2000年4月8日
中山
芝1600m
|
エイシンプレストン
栗
牡3 福永祐一
北橋修二
|
第17回 |
1999年4月25日
東京
芝1400m
|
ザカリヤ
美
牡3 的場均
二ノ宮敬
|
第16回 |
1998年4月26日
東京
芝1400m
|
エルコンドルパサー
美
牡3 的場均
二ノ宮敬
|
第15回 |
1997年4月20日
東京
芝1400m
|
シーキングザパール
栗
牝3 武豊
森秀行
|
第14回 |
1996年4月20日
東京
芝1400m
|
ファビラスラフイン
栗
牝3 藤田伸二
長浜博之
|
第13回 |
1995年6月4日
東京
芝1600m
|
シェイクハンド
栗
牝3 芹沢純一
沖芳夫
|
第12回 |
1994年6月5日
東京
芝1600m
|
ヒシアマゾン
美
牝3 中舘英二
中野隆良
|
第11回 |
1993年6月6日
東京
芝1600m
|
トーヨーリファール
栗
牡3 松永昌博
松永善晴
|
第10回 |
1992年6月7日
東京
芝1600m
|
シンコウラブリイ
美
牝3 岡部幸雄
藤沢和雄
|
第9回 |
1991年6月2日
東京
芝1600m
|
ヴァイスシーダー
栗
牡3 柴田善臣
増本豊
|
第8回 |
1990年6月3日
東京
芝1600m
|
ミュージックタイム
美
牡3 岡部幸雄
松山康久
|
第7回 |
1989年6月4日
東京
芝1600m
|
アクアビット
美
牡3 柴田政人
嶋田功
|
第6回 |
1988年6月5日
東京
芝1600m
|
オグリキャップ
栗
牡3 河内洋
瀬戸口勉
|
第5回 |
1987年6月7日
東京
芝1600m
|
ユーワジェームス
美
牡3 安田富男
新関力
|
第4回 |
1986年5月24日
東京
芝1600m
|
ニッポーテイオー
美
牡3 郷原洋行
久保田金
|
第1~4回(1983~1986年)は5月下旬。第5~13回(1987~1995年)は6月上旬。第14~17回(1996~1999年)は4月中旬~下旬。第18回(2000年)以降は4月上旬~中旬に開催されている。
施行場所:中山芝1600m(右・外回り) 出走資格:3歳牡馬・牝馬 1着賞金:5400万円 負担重量:馬齢重量
1983年 | 東京芝1600m、4歳(現在の3歳)、定量、混合競走、「ニュージーランドトロフィー4歳ステークス」として創設 |
1984年 | G3(国内独自)に格付け |
1987年 | G2(国内独自)に昇格 |
1996年 | 競走名を「ニュージーランドトロフィー4歳ステークス(NHKマイルCトライアル)に改称施行距離を芝1400m、出走資格を4歳(現在の3歳)牡馬・牝馬に変更指定交流競走に指定 |
2000年 | 施行場を中山芝1600m(外)に変更 |
2001年 | 競走名を「ニュージーランドトロフィー(NHKマイルCトライアル)」に改称 |
2003年 | 負担重量を馬齢重量に変更 |
2007年 | 格付け表記をJpn2に変更 |
2009年 | 国際競走に指定、国際G2に格付け |
2011年 | 阪神芝1600m(外)で施行 |
2019年 | 「ウオッカ追悼競走」の副題を付して実施 |
2020年 | COVID-19の流行により無観客競馬として開催 |