メニュー
3歳牡馬が関東圏で出走できる年明け最初の世代限定重賞。現行の中山芝2000mで開催されるようになった1999年以降の勝ち馬では、第45回(2005年)のアドマイヤジャパンがその後に皐月賞3着、菊花賞2着とクラシック戦線を賑わせるほか、第47回(2007年)のサンツェッペリンが皐月賞を15番人気の人気薄で2着に好走して波乱を演出。第50回(2010年)のエイシンフラッシュは、のちに東京優駿(日本ダービー)と天皇賞(秋)の2つG1タイトルを獲得するに至った。そして、第63回(2023年)の勝ち馬ソールオリエンスは、歴代の勝ち馬たちが抱いた皐月賞制覇の宿願を果たしている。
1961年にレース創設。古くはスピードシンボリやテスコガビー、クライムカイザーといった歴史的名馬も勝ち馬欄に名を連ねている。1984年のグレード制導入時にG3に格付け。創設以来、長らくマイル重賞としてファンに親しまれてきたが、クラシック路線の充実を図るために1999年より施行距離が2000mに延長された。目論見どおりに出走馬のレベルは上がったものの、同舞台で行われる皐月賞との直結度合いが高くなったとは言い難い現状にある。一方、2023年にソールオリエンスが本競走の勝ち馬として初めて皐月賞を制覇。これが呼び水となるのか――今後の動向が注目される。
1986年以降の優勝馬を掲載しています。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記と統一しています。
回数 | 開催日 | 優勝馬 |
---|---|---|
第64回 |
2024年1月14日
中山
芝2000m
|
ダノンデサイル
栗
牡3 横山典弘
安田翔伍
|
第63回 |
2023年1月15日
中山
芝2000m
|
ソールオリエンス
美
牡3 横山武史
手塚貴久
|
第62回 |
2022年1月16日
中山
芝2000m
|
オニャンコポン
美
牡3 菅原明良
小島茂之
|
第61回 |
2021年1月17日
中山
芝2000m
|
グラティアス
美
牡3 C.ルメール
加藤征弘
|
第60回 |
2020年1月19日
中山
芝2000m
|
クリスタルブラック
美
牡3 吉田豊
高橋文雅
|
第59回 |
2019年1月14日
中山
芝2000m
|
ラストドラフト
美
牡3 C.ルメール
戸田博文
|
第58回 |
2018年1月14日
中山
芝2000m
|
ジェネラーレウーノ
美
牡3 田辺裕信
矢野英一
|
第57回 |
2017年1月15日
中山
芝2000m
|
コマノインパルス
美
牡3 田辺裕信
菊川正達
|
第56回 |
2016年1月17日
中山
芝2000m
|
プロフェット
栗
牡3 S.フォーリー
池江泰寿
|
第55回 |
2015年1月18日
中山
芝2000m
|
ベルーフ
栗
牡3 川田将雅
池江泰寿
|
第54回 |
2014年1月19日
中山
芝2000m
|
プレイアンドリアル
地
牡3 柴田大知
河津裕昭
|
第53回 |
2013年1月21日
中山
芝2000m
|
フェイムゲーム
美
牡3 F.ベリー
宗像義忠
|
第52回 |
2012年1月15日
中山
芝2000m
|
ベストディール
美
牡3 蛯名正義
国枝栄
|
第51回 |
2011年1月16日
中山
芝2000m
|
フェイトフルウォー
美
牡3 田中勝春
伊藤伸一
|
第50回 |
2010年1月17日
中山
芝2000m
|
エイシンフラッシュ
栗
牡3 横山典弘
藤原英昭
|
第49回 |
2009年1月18日
中山
芝2000m
|
アーリーロブスト
栗
牡3 福永祐一
本田優
|
第48回 |
2008年1月20日
中山
芝2000m
|
マイネルチャールズ
美
牡3 松岡正海
稲葉隆一
|
第47回 |
2007年1月14日
中山
芝2000m
|
サンツェッペリン
美
牡3 松岡正海
斎藤誠
|
第46回 |
2006年1月15日
中山
芝2000m
|
ジャリスコライト
美
牡3 北村宏司
藤沢和雄
|
第45回 |
2005年1月16日
中山
芝2000m
|
アドマイヤジャパン
栗
牡3 横山典弘
松田博資
|
第44回 |
2004年1月18日
中山
芝2000m
|
フォーカルポイント
美
牡3 横山典弘
河野通文
|
第43回 |
2003年1月19日
中山
芝2000m
|
スズカドリーム
栗
牡3 蛯名正義
橋田満
|
第42回 |
2002年1月13日
東京
芝2000m
|
ヤマニンセラフィム
栗
牡3 蛯名正義
浅見秀一
|
第41回 |
2001年1月14日
中山
芝2000m
|
ボーンキング
栗
牡3 D.ハリソン
松田国英
|
第40回 |
2000年1月16日
中山
芝2000m
|
マイネルビンテージ
栗
牡3 柴田善臣
佐々木晶
|
第39回 |
1999年1月17日
中山
芝2000m
|
オースミブライト
栗
牡3 蛯名正義
中尾正
|
第38回 |
1998年1月11日
中山
芝1600m
|
マンダリンスター
美
牡3 柴田善臣
高市圭二
|
第37回 |
1997年1月7日
中山
芝1600m
|
スピードワールド
美
牡3 的場均
小西一男
|
第36回 |
1996年1月7日
東京
芝1600m
|
サクラスピードオー
美
牡3 小島太
境勝太郎
|
第35回 |
1995年1月8日
中山
芝1600m
|
マイティーフォース
栗
牡3 松永幹夫
加藤敬二
|
第34回 |
1994年1月9日
中山
芝1600m
|
ビコーペガサス
栗
牡3 的場均
柳田次男
|
第33回 |
1993年1月17日
中山
芝1600m
|
オースミポイント
栗
牡3 橋本広喜
白井寿昭
|
第32回 |
1992年1月19日
中山
芝1600m
|
エーピージェット
美
牡3 的場均
元石孝昭
|
第31回 |
1991年1月13日
中山
芝1600m
|
ダイナマイトダディ
美
牡3 増沢末夫
鈴木康弘
|
第30回 |
1990年1月14日
中山
芝1600m
|
ノーモアスピーディ
美
牡3 安田富男
松山康久
|
第29回 |
1989年1月15日
中山
芝1600m
|
スピークリーズン
美
牡3 安田富男
尾形充弘
|
第28回 |
1988年1月10日
中山
芝1600m
|
トウショウマリオ
美
牡3 柴田政人
奥平真治
|
第27回 |
1987年1月11日
中山
芝1600m
|
スーパーファントム
美
牡3 柴田政人
中村貢
|
第26回 |
1986年1月12日
中山
芝1600m
|
ダイナフェアリー
美
牝3 増沢末夫
鈴木康弘
|
第1回(1961年)は1月15日に施行。以降、施行時期が大幅に変更されることはなく、原則として1月上旬~中旬に開催されている。なお、第6回(1966年)および第12回(1972年)は例外的に3月中旬に開催された。
施行場所:中山芝2000m(右回り) 出走資格:3歳 1着賞金:4100万円 負担重量:馬齢重量
1961年 | 中山芝1600m(外)、4歳(現在の3歳)、別定、「京成杯」として創設 |
1970年 | 施行場を東京芝1600mに変更 |
1972年 | 中山芝1600m(外)で施行 |
1980年 | 施行場を中山芝1600m(外)に変更 |
1984年 | 混合競走に指定G3(国内独自)に格付け |
1996年 | 指定交流競走に指定東京芝1600mで施行 |
1999年 | 施行距離を芝2000mに変更 |
2002年 | 東京芝2000mで施行ヤマニンセラフィム、ローマンエンパイアが1着同着 |
2007年 | 格付け表記をJpn3に変更 |
2009年 | 国際競走に指定国際G3に格付け |
2021年 | COVID-19の流行により無観客競馬として開催 |
2024年 | 負担重量を馬齢重量に変更 |