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第179話 「皐月賞」
07年 35.5-48.5-35.9 =1.59.9 ▼ 7△4△ 3 瞬発戦
08年 36.2-50.3-35.2 =2.01.7 ▼11△3△10 瞬発戦
09年 34.8-48.3-35.6 =1.58.7 ▼ 1▼1△ 4 平坦戦 稍重
10年 35.4-49.5-35.9 =2.00.8 ▼ 2▼3△ 2 平坦戦
09年10年は大きな加速が生じない平坦戦で馬券になった馬は全て差し追い込み脚質でした。
一方、07年08年はラスト3F目(3~4コーナー区間)で大きな加速が生じた瞬発戦でどちらも逃げ馬が勝利しています。
基本的には差し馬有利な傾向にありますがラスト3F目に突き放せす余裕があるかどうか、もしくはレースの上がりが34秒台くらいに速い馬場になるかどうか、というのが逃げ先行馬の好走ポイントになるかと思われます。
あと、このレースは凄く偏りのある傾向があって前走トライアル組の好走確率が非常に高いということです。
トライアルは弥生賞、スプリングS、若葉Sの3レースになりますがコース形態(小回り&中距離&急坂)が本番と同じという点、これに出走メンバーのレベル、レース間隔、が重要ということなのでしょう。
トライアル以外で馬券になったのは近年では
・フサイチホウオー 共同通信杯1着 → 皐月賞3着
・エイシンフラッシュ 京成杯1着 → 皐月賞3着
の2頭だけです。
トライアル以外となると重賞勝利というのが条件になるのでしょうか、それでも3着が精一杯ということかもしれません。
ではその重要であるトライアルレースを見てみましょう。
【弥生賞】
36.2-52.3-35.4 =2.03.9 ▼4▼4△5 平坦戦
【スプリングS】
37.5-36.8-36.4 =1.50.7 ±0▼4△6 平坦戦
【若葉S】
37.5-50.5-36.4 =2.04.4 ▼4±0△7 平坦戦
とにかくどのレースも時計が掛かる馬場で遅くなっています。
これが本番でどう影響するのかもポイントの一つでしょう。
例年通りトライアル組が強いのかどうか?
先週の中山芝レースは時計が速いレースが多かったです。
トライアル組でも時計の速いレース実績というのがあった方が信頼度は高いのではないかと思われます。
となれば人気馬の中では時計の速かったきさらぎ賞の勝ち馬であるワールドエースが一歩リードか。
先週桜花賞で後方一気で届かなかった福永Jがどう騎乗するのかもポイント。
穴で面白いのはマイネルロブスト。
重不良だった東スポ杯とスプリングSは大敗ですが以外のレースでは全て馬券になっています。
しかもそのうちの3レースは重賞なので巻き返しはあっても不思議ではありません。
前走の結果と血統的に人気にはならないでしょうが(同じく父ニジンスキー系だった)第2のサンツェッペリンという可能性もあるかもしれません。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ワールドエース→グランデッツァ→マイネルロブスト
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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