競馬ニュース > 記事
3月11日の阪神8Rで行われた第19回阪神スプリングジャンプ(障害4歳以上オープン、JGII、芝3900メートル、別定、11頭立て、1着賞金=4100万円)は、石神深一騎手騎乗の1番人気オジュウチョウサン(牡6歳、美浦・和田正一郎厩舎)が道中3番手追走から、直線半ばで先頭にたちアップトウデイト完勝。初コースとなった阪神でも余裕満点の勝ちっぷりで、2016年JRA最優秀障害馬の貫禄を見せつけた。タイムは4分28秒1(良)。
2馬身半差の2着にはアップトウデイト(2番人気)が4コーナー先頭から粘り込み、さらに4馬身離れた3着に中団から脚を伸ばしたタイセイドリーム(3番人気)が入った。
阪神スプリングジャンプを勝ったオジュウチョウサンは、父ステイゴールド、母シャドウシルエット、母の父シンボリクリスエスという血統。北海道平取町・坂東牧場の生産馬で、馬主は(株)チョウサン。戦績は18戦8勝(うち障害16戦8勝)。重賞は2016年中山グランドジャンプ・JGI、東京ジャンプステークス・JGIII、東京ハイジャンプ・JGII、中山大障害・JGIに次いで5勝目。阪神スプリングジャンプは和田正一郎調教師、石神深一騎手ともに初優勝。
◆石神深一騎手(1着 オジュウチョウサン)「マークは厳しかったですが、うまく折り合いをつけて運べましたし、強い内容でした。初めての競馬場でも平常心で臨めたように、精神的でも強くなっていますね。GIに向けて、いい勝ち方ができました」
★11日阪神8R「阪神スプリングジャンプ」の着順&払戻金はこちら
-
(退会ユーザー)