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《ドバイデューティフリー》トウケイヘイローが速いペースで逃げる展開の中、ジャスタウェイは後方で末脚を温存。直線で鋭く伸びて、2着のウェルキンゲトリクスに6馬身1/4差をつけて楽勝した。勝ちタイム1分45秒52は従来のコースレコードを2秒以上も上回った。
《マイラーズC》4番手追走のワールドエースが楽な手応えで直線で抜け出し、2着フィエロに1馬身1/4差をつけて1分31秒4のコースレコードで快勝。1、2着馬に加えて3着エキストラエンドも上がり3ハロン33秒2の末脚を使い、高レベルの一戦だ。
《京王杯SC》好スタートから2番手を進んだレッドスパーダが直線の残り1ハロンで抜け出して、1分19秒7のレースレコードで勝った。1馬身1/4差で2着のクラレントは、直線半ばでコパノリチャードと接触。スムーズならもっときわどかったはずだ。
《NHKマイルC》逃げ切ったミッキーアイルのタイムは1分33秒2。昨年の安田記念のVタイムは1分31秒5で、時計短縮が課題となる。
《ダービー卿CT》57・5キロを背負ったカレンブラックヒルの強さが際立ったものの、メンバーは低調。
◇結論◇ 世界を相手に最大級のパフォーマンスを見せたジャスタウェイが中心。帰国初戦で10カ月ぶりのマイル戦でも、ポテンシャルの高さを見せてくれるはすだ。屈腱炎を克服したワールドエースも潜在能力は間違いなくGI級で、一気に頂点を極めても不思議はない。フィエロ、レッドスパーダなどにもチャンスは十分ある。
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