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今週は、好メンバーがそろう中山記念と阪急杯が対象レース。美浦トレセンから東京サンスポの柴田、藤沢両記者、栗東トレセンからは大阪サンスポの片山、渡部両記者が参加して、好調教馬をピックアップした。
片山 まずは昨年の2冠馬も始動する中山記念からいこか。
渡部 リアルスティールが、菊花賞2着以来でもやってくれそうなムードです。栗東の坂路併せ馬で余力十分に3馬身先着。ラスト1ハロン11秒9(4ハロン54秒1)の爆発力で、騎乗した福永騎手は「先週より反応が鋭くなっている」とニコニコしていました。
柴田 少し調整は遅れていたけど、やっぱりドゥラメンテはいいよ。ここにきて日に日に落ち着きを増して、精神面の成長も大きい。美浦のWコースでM・デムーロ騎手がゴール直前に仕掛けただけでスッと加速して5ハロン68秒1-12秒3をマーク。馬体に余裕はあるけど、力を出せる態勢になったと思う。
藤沢 イスラボニータは、Wコースでラスト1ハロン12秒0とさすがの切れ味。反応が鋭く、動きもシャープでした。3カ月ぶりでも、関東馬の仕上がり度では一番でしょう。ロゴタイプはWコースの併せ馬で、格の違いを見せるように馬なりで楽々と先着。昨年の2着時以上の好気配です。
片山 阪急杯は任せて。オメガヴェンデッタは坂路で僚馬を瞬時に4馬身突き放して、時計も4ハロン51秒1-11秒7と破格。体が絞れて、実戦でも一変しそうや。ケントオーも坂路を力強く真っすぐに登坂。疲れはなく、上々の気配やで。
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