《栗東》桜花賞馬マルセリーナ（松田博）はＣＷ単走。直線は一杯に追われて、６ハロン７９秒８（１ハロン１２秒７）をマークした。「ひと叩きして動きはよくなっている」と松田博調教師は順調ぶりに目を細めた。

　オークス馬エリンコート（笹田）は坂路でエアワンピース（牝３、５００万下）と併せて４ハロン５２秒６－１２秒５で同入。「春も使ってよくなった。パワーアップしているし、気持ちも前向き」と笹田調教師は上昇ぶりに目を細める。

　クイーンＳ勝ちのアヴェンチュラ（角居）は岩田康騎手を背にＣＷで６ハロン８５秒３でしまいを伸ばした（１ハロン１２秒０）。内ルーラーシップ（牡４、オープン）に１馬身先着し、外エアウルフ（牡４、１６００万下）と同入。「好反応で動きもよかった。ジョッキーもいい感触をつかんでくれたようだ」と清山調教助手。

　紫苑Ｓ２着の関東馬デルマドゥルガー（美・堀井）は新コンビの武豊騎手騎乗でＣＷ単走で６ハロン７７秒７。「強めの指示だったが、無理せずに思ったより時計が出た。乗りやすい」とユタカは好感触。

　《美浦》オークス２着で、紫苑Ｓ１２着のピュアブリーゼ（古賀慎）は坂路で４ハロン５２秒６－１２秒７をマーク。古賀慎調教師は「前走は久々で流れも向かなかった。今回は息づかいもいいし、中身が違います」と上積みに期待した。

　紫苑Ｓ６着のアカンサス（畠山吉）は横山典騎手が騎乗して坂路４ハロン４９秒７の猛時計。ポルカマズルカ（牝５オープン）と併入した。横山典騎手は「ジョッキーが乗って坂路１本ならこれぐらいの時計が出ておかしくない。すごくいい馬」と好感触を得ている様子だ。

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