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《栗東》CBC賞4着トゥラヴェスーラ(高橋康、牡8)は、藤岡康騎手を背に坂路で単走。一杯に追われて4ハロン51秒5-11秒7をマーク。パワフルな脚取りで好気配を振りまいた。高橋康調教師は「しまい重点でしっかりやってほしいという指示。馬場が荒れていたわりにしっかり動けていて、ジョッキーの手応えも良かったようです」とうなずいた。
安土城Sを快勝したママコチャ(池江、牝4)はCWコースで強めに追われ、6ハロン84秒4-11秒5をマーク。ラスト1ハロンの伸び脚が目を引いた。兼武助手は「折り合い重視でしまいを伸ばすイメージでしたが、順調ですね。距離を詰めようということでここを目標に進めてきました。初の1200メートルでも対応してくれると思います」と期待を寄せた。
CBC賞2着サンキューユウガ(西村、牡7)は、坂路で単走。素軽い走りで4ハロン52秒9-12秒1をマークした。領田助手は「しっかりと負荷をかけることができて、動きも良かったですね。前走で改めて能力を示してくれたので、今回も同じような競馬ができれば」と話した。
京都牝馬S8着以来となるシゲルピンクルビー(渡辺、牝5)は、高倉騎手を背にCWコースで単走。馬なりでラスト1ハロン11秒8(6ハロン88秒3)と伸びを見せた。渡辺調教師は「時計は思いのほか遅くなりましたが、柔らかい走りができていました。じっくり休ませたことで背腰の痛みが取れたので、ここは見直したいですね」と巻き返しに期待した。
バーデンバーデンCを勝ってオープン入りしたデュガ(森秀、牡4)は坂路を馬なりで4ハロン55秒0-12秒2。軽めだったが、青木助手は「最近は調教をやらない方が走っているので、セーブして、しまい重点。動きはまずまず良かったと思いますよ」と意図を説明した。
昨年、小倉で行われたCBC賞を勝っているテイエムスパーダ(栗・木原、牝4)は今村騎手を背に坂路で一杯に追われ、4ハロン51秒8-12秒1。鞍上は「厩舎の方が試行錯誤してくださったおかげで、状態は良さそうだと感じました。しっかりと休んだことで痛いところもなく、フレッシュな状態です」と好感触を伝えた。