❶枠①番ライラック

「（石川）ジョッキーは『めちゃくちゃ具合がいい』と言っていた。力を出し切ってくれれば」（相沢師）

❶枠②番カラテ

「雰囲気はいいですよ。力むところもない。皮膚が薄く、すっきりした馬体をしていますね」（辻野師）


❷枠③番ダノンザキッド

「雰囲気は良さそうです。距離は未知ですが、ロスなく運べそうな内枠はいいと思います」（安田助手）

❷枠④番ボッケリーニ

「いい感じです。状態は変わらずいいと思います。前回より素軽さはさらに上がっている感じ」（岩崎助手）

❸枠⑤番イクイノックス

ＧⅠ３連勝中の世界ランク１位は、栗東坂路をゆったりとしたペースで駆け上がった。木村調教師は「ここまでトラブルなく順調に来ました。最初の頃は普段とは違う場所に来たので馬自身に戸惑いもありましたが、順調に行っていると思います」と納得の表情を浮かべる。

事前発表馬体重は４９２キロ。前走は海外遠征だったため比較はできないが、前々走の有馬記念と同じ数字となった。４日に栗東トレセンに入厩し、細部までチェックしながら、調整を進めている。指揮官は「右手前、左手前で得手不得手なく走れているかどうか、前後の重心に偏りがなく体を使えているかということは１００％になることはあり得ませんが、できるだけ近づけていきたいと思います」と力を込めた。

❸枠⑥番スルーセブンシーズ


「環境に慣れ、カイバも食べるようになって体重も戻ってきました。雰囲気はいつも通りです」（矢原助手）

❹枠⑦番プラダリア

「硬さもなく、雰囲気はいいですね。前走はピリッとしなかったが、１回使って上昇しています」（池添師）

❹枠⑧番ヴェラアズール

「順調に調整できています。一戦ごとに馬は良くなっており、いいレースができると思います」（渡辺師）

❺枠⑨番ジャスティンパレス

今年の天皇賞・春を制したディープインパクト産駒は、栗東角馬場で体をほぐしてから、坂路を軽快なフットワークで駆け上がった。杉山晴調教師は「順調です。落ち着いていますね」と目を細めた。昨年の神戸新聞杯（１着）以来の２２００メートルになるが、「１コーナーまで距離があるので流れに乗れると思います」と語った。

❺枠⑩番ディープボンド


「調子の面では期待を持てる、自信を持って送り出せる状態です。不安はないですね」（谷口助手）

❻枠⑪番ジェラルディーナ

昨年のエリザベス女王杯勝ち馬で、父母合わせてＧⅠ１３勝の超良血は厩舎周りを運動。斉藤崇調教師は「変わりないですね。順調にきています」とうなずいた。事前発表馬体重は前走比１３キロ増の４７６キロ。「今回は有馬記念と同じぐらいで出られると思います。枠もちょうどいいし、あとはジョッキーに任せます」と話した。

❻枠⑫番アスクビクターモア

昨年の菊花賞馬は、角馬場から美浦Ｗコースを軽いキャンターで１周。終始リズム良く駆け抜けた。高木助手は「状態は本当にいい。自信を持って（横山）武史に委ねられる状態です」と納得の表情。「近２走は結果が出ていないけど、いろんな敗因は見えている。本来の力を出せれば楽しみです」と巻き返しを期待している。

❼枠⑬番ジオグリフ

「状態も一段さらに上がって、不安なく向かっていけそうです。期待に応えるレースをしたい」（木村師）

❼枠⑭番ブレークアップ


「追い切り後もテンションが上がっておらず、いい意味で変わりなく順調にきています」（吉岡師）

❽枠⑮番ユニコーンライオン

「カイバも食べてくれていますし、順調にきています。痛いところもなく、健康そのものです」（廣岡助手）

❽枠⑯番モズベッロ

「トモ（後肢）が良くなっている。暑さに弱いタイプで気温があまり高くないのもありがたい」（森田師）

❽枠⑰番ドゥラエレーデ　「これだけ調教して馬体が増えているのは成長を感じる。大外だけど競馬はしやすいと思う」（池添師）

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