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正木 今週は新潟で3歳限定のレパードS、札幌で年長馬のエルムS。ともに攻め馬の動きが直結しやすいダート重賞や。まずはレパードSの美浦から行こか。
内海 4戦3勝のブランクチェックはWコース単走。戸崎騎手は「前走と比べて、いい意味でふんわりして気持ちに余裕がある」と精神面のゆとりを評価していました。抽選組になりますが、ショウナンマリオが坂路を軽快なフットワークでまとめて好仕上がりですね。Wコースではフリーフローがなかなか迫力あるフィニッシュで、丸田騎手も「成長を感じます」と好感触でした。
正木 栗東ではライトウォーリアが、坂路で余力を残しながらブレることなく力強い動き。2本目の登坂で4ハロン53秒2-12秒8なら時計的にも十分。同じく坂路単走のラインベックも重心の低いフォームで推進力も上々。ラスト1ハロン12秒3のシャープさは目を引いた。抽選組ではCW併せ馬のテーオーケインズ。少し頭は高いけど、モタれる面も見せずに内からパワフルに1馬身先着。抽選突破で発馬五分なら巻き返せる能力もある。
内海 そろそろ涼しい札幌・エルムSの斉藤記者から話を聞きましょう。
斉藤 アンタレスS2着以来となるアナザートゥルースの仕上がりが良好です。ダートコースの併せ馬で、馬なりながらラスト1ハロン11秒6(5ハロン66秒2)と鋭く反応して、僚馬に半馬身先着。3カ月半ぶりでも動きに重さはなく、程良く気合も乗っています。58キロの斤量でも力は発揮してくれそうです。
正木 もうひと声ないか?
斉藤 穴っぽいところでハイランドピーク。ダートコースを単走馬なりで5ハロン65秒7をマーク。軽快なフットワークが目を引きました。骨折明けの前走はひと伸びを欠いて3着でしたが、一昨年1着、昨年2着に続いて3年連続の好走もありそうです。
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