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ダービー卿CT G3
ダービー卿CTの歴史と概要
3月下旬～4月上旬に開催されるマイル戦として定着するようになった第28回（1996年）以降、上半期のマイル王決定戦である安田記念のステップレースとして機能するようになった重賞競走。第30回（1998年）の勝ち馬ブラックホークは、翌年のスプリンターズステークスと3年後の安田記念を制覇。第37回（2005年）は前年の皐月賞馬ダイワメジャーが喘鳴症の手術を乗り越えて復活勝利し、以後マイルチャンピオンシップ連覇などG1・ 4勝を積み上げる契機となった。また、第47回（2015年）の勝ち馬欄には、その後に国内外でマイルG1・4連勝（通算でG1・6勝）など圧倒的なパフォーマンスを披露するモーリスの名前が刻まれている。
歴史と位置付け
1969年に、イギリスからレスター・ピゴットをはじめとする3名の騎手を招待し、東京と京都で「英国騎手招待競走」を計4レース開催。本競走はそのうちのひとつ数えられるが、第18代ダービー卿からトロフィーの寄贈があったことを記念して、以後重賞として施行されている。当初は東京芝1800mを舞台に行われていたが、1981年に施行場を中山へと変更。1984年のグレード制導入時にG3に格付け。その後も施行時期や施行距離の変更が幾度かあり、1996年から安田記念のステップレースとして位置付けられるようになった。なお、2002年に負担重量規定を別定からハンデキャップへと改めたことを機に、波乱の発生しやすいレースへと様変わりしている。
歴代優勝馬
1986年以降の優勝馬を掲載しています。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記と統一しています。
| 回数 | 開催日 | 優勝馬 |
|---|---|---|
第56回
|
2024年3月30日
中山
芝1600m
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パラレルヴィジョン
美
牡5 戸崎圭太
国枝栄
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第55回
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2023年4月1日
中山
芝1600m
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インダストリア
美
牡4 戸崎圭太
宮田敬介
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第54回
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2022年4月2日
中山
芝1600m
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タイムトゥヘヴン
美
牡4 大野拓弥
戸田博文
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第53回
|
2021年4月3日
中山
芝1600m
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テルツェット
美
牝4 Ｍ．デムーロ
和田正一
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第52回
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2020年4月4日
中山
芝1600m
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クルーガー
栗
牡8 石橋脩
高野友和
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第51回
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2019年3月30日
中山
芝1600m
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フィアーノロマーノ
栗
牡5 川田将雅
高野友和
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第50回
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2018年3月31日
中山
芝1600m
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ヒーズインラブ
栗
牡5 藤岡康太
藤岡健一
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第49回
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2017年4月1日
中山
芝1600m
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ロジチャリス
美
牡5 内田博幸
国枝栄
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第48回
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2016年4月3日
中山
芝1600m
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マジックタイム
美
牝5 Ａ．シュタルケ
中川公成
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第47回
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2015年4月5日
中山
芝1600m
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モーリス
美
牡4 戸崎圭太
堀宣行
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第46回
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2014年4月6日
中山
芝1600m
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カレンブラックヒル
栗
牡5 秋山真一郎
平田修
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第45回
|
2013年3月31日
中山
芝1600m
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トウケイヘイロー
栗
牡4 松岡正海
清水久詞
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第44回
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2012年4月1日
中山
芝1600m
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ガルボ
美
牡5 石橋脩
清水英克
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第43回
|
2011年4月3日
阪神
芝1600m
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ブリッツェン
美
牡5 柴田善臣
二ノ宮敬
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第42回
|
2010年4月4日
中山
芝1600m
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ショウワモダン
美
牡6 後藤浩輝
杉浦宏昭
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第41回
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2009年4月5日
中山
芝1600m
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タケミカヅチ
美
牡4 柴田善臣
大江原哲
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第40回
|
2008年4月6日
中山
芝1600m
|
サイレントプライド
美
牡5 横山典弘
国枝栄
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第39回
|
2007年4月1日
中山
芝1600m
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ピカレスクコート
栗
牡5 秋山真一郎
池江泰寿
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第38回
|
2006年4月2日
中山
芝1600m
|
グレイトジャーニー
栗
牡5 佐藤哲三
池江泰郎
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第37回
|
2005年4月3日
中山
芝1600m
|
ダイワメジャー
美
牡4 柴田善臣
上原博之
|
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第36回
|
2004年4月4日
中山
芝1600m
|
マイネルモルゲン
美
牡4 後藤浩輝
堀井雅広
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第35回
|
2003年4月6日
中山
芝1600m
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ダンツジャッジ
栗
牡4 和田竜二
山内研二
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第34回
|
2002年3月31日
中山
芝1600m
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グラスワールド
美
牡6 藤田伸二
鈴木勝美
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第33回
|
2001年4月1日
中山
芝1600m
|
チェックメイト
栗
牡6 藤田伸二
山内研二
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第32回
|
2000年4月2日
中山
芝1600m
|
フサイチエアデール
栗
牝4 武豊
松田国英
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第31回
|
1999年4月10日
中山
芝1600m
|
ケイワンバイキング
美
セ6 横山賀一
奥平真治
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|
第30回
|
1998年4月11日
中山
芝1600m
|
ブラックホーク
美
牡4 岡部幸雄
国枝栄
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第29回
|
1997年4月5日
中山
芝1600m
|
ロイヤルスズカ
栗
牡4 南井克巳
橋田満
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第28回
|
1996年4月6日
中山
芝1600m
|
フジノマッケンオー
栗
牡5 岡部幸雄
中村好夫
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第27回
|
1995年4月2日
中山
芝1200m
|
オギティファニー
美
牝4 坂本勝美
富田六郎
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第26回
|
1994年4月3日
中山
芝1200m
|
サクラバクシンオー
美
牡5 小島太
境勝太郎
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第25回
|
1993年4月4日
中山
芝1200m
|
トモエリージェント
美
牡5 根本康広
増沢末夫
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第24回
|
1992年4月5日
中山
芝1200m
|
トモエリージェント
美
牡4 根本康広
橋本輝雄
|
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第23回
|
1991年3月17日
中山
芝1200m
|
ナイスパーワー
美
牡4 江田照男
尾形盛次
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第22回
|
1990年3月18日
中山
芝1200m
|
ヤマノタンポポ
栗
牝4 柴田善臣
中村好夫
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第21回
|
1989年12月3日
中山
芝1600m
|
アイビートウコウ
美
牡4 郷原洋行
嶋田功
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第20回
|
1988年12月4日
中山
芝1600m
|
ウインドストース
美
牡5 加藤和宏
二本柳俊
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第19回
|
1987年12月11日
中山
芝1600m
|
ウインドストース
美
牡4 加藤和宏
二本柳俊
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|
第18回
|
1986年11月30日
中山
芝1600m
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スズパレード
美
牡5 蛯沢誠治
富田六郎
|
開催時期
第1～13回（1969～1981年）は11月中旬～下旬。第14～21回（1982～1989年）は11月下旬～12月上旬。第22～23回（1990～1991年）は3月中旬。第24回（1992年）以降は原則として3月下旬～4月上旬に開催されている。
競走条件
施行場所：中山芝1600m（右・外回り） 出走資格：4歳以上 １着賞金：4100万円 負担重量：ハンデキャップ
年表
| 1969年 | 東京芝1800m、4歳（現在の3歳）以上、別定、「ダービー卿チャレンジトロフィー」として創設「英国騎手招待競走」として実施 |
| 1971年 | 混合競走に指定（～1983年） |
| 1981年 | 施行場を中山芝1800mに変更 |
| 1984年 | G3（国内独自）に格付け施行距離を芝1600m（外）に変更 |
| 1986年 | スズパレードがレース史上初の2連覇を達成 |
| 1988年 | ウインドストースがレース史上2頭目の2連覇を達成 |
| 1990年 | 出走資格を5歳（現在の4歳）以上、施行距離を芝1200m（外）に変更混合競走に再指定 |
| 1993年 | トモエリージェントがレース史上3頭目の2連覇を達成 |
| 1995年 | 指定交流競走に指定（～1995年） |
| 1996年 | 施行距離を芝1600m（外）に変更 |
| 2002年 | 負担重量をハンデキャップに変更 |
| 2006年 | 国際競走に指定 |
| 2007年 | 国際G3に格付け |
| 2011年 | 阪神芝1600m（外）で施行 |
| 2020年 | 指定交流競走に再指定COVID-19の流行により無観客競馬として開催 |
「ROBOTIP」のご紹介
まだウマニティ会員ではない方へ
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