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近年の春の盾はステイゴールド産駒の独壇場だ。ゴールドシップ、フェノーメノ(2勝)、レインボーラインと、過去10年で3頭の勝ち馬が誕生している。母の父メジロマックイーンとの黄金配合がつとに有名だが、前記3頭はいずれも母系にノーザンダンサー(ND)の血が入り、父方との間でクロスが生じていた。
スティッフェリオは祖母ザミリアがすでにND4×4のクロスを持っているだけに、前記の条件に合致する。母の父ムトトは古馬になってから本格化し、“キングジョージ”などGI3勝。種牡馬としては英ダービー馬シャーミットを送り出している。母シリアスアティテュードは芝6ハロンの英2歳GIチェヴァリーパークS勝ちだが、4歳秋以降に重賞3勝を挙げている本馬には父や母の父の特長がよく表れている。3000メートル以上への出走は菊花賞14着以来。力をつけた今なら違う結果を期待していいはずだ。
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