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| Pro tipster MAX > nige's TipVICTORIA MILE G1 - 15/5/2022 Tokyo11R |
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| 【全馬評価あり】買いたくなる条件が揃い過ぎて約1年半ぶり本命に！ ＜予想＞ ◎：レイパパレ 距離短縮歓迎で最高の枠の並び ○：ファインルージュ 雨の影響が残る東京は理想的 ▲：ソングライン どんなに順調でも海外帰りなので △：マジックキャッスル 凡走続きでも無視できない前年好走馬 ☆：デゼル 人気より期待できる条件 ＜展開＞ 逃げたいのは、ローザノワール。 枠の並び的に主張しきってハナが取れていいが、1800mでも相手次第で逃げられない馬。内のレシステンシア、ソダシがスピードの違いで前に行く可能性はある。 その3頭を外から見ながらレイパパレ。それに続いて、ディヴィーナ、ソングライン、アンドヴァラナウト、メイショウミモザあたりが追走。 ローザノワールが強引にハナに行っても、レシステンシア、ソダシは譲るだけなのでハイペースにはならない。平均ペースを想定。 ＜予想詳細＞ 本命は、レイパパレ 前走の大阪杯は、出たなりで前に行ってハナに出そうなところで押さえて、内のジャックドール、ウインマリリン、外のアフリカンゴールドを前に行かせて、好位外の4番手から追走。 3コーナーからじわっと前の2頭の外に並びかけて、2番手に上がって直線へ。残り200mでジャックドールを交わして粘っていたが、ポタジェに差されてクビ差2着。 12.3 - 10.3 - 12.0 - 12.2 - 12.0 - 12.1 - 11.7 - 11.5 - 11.8 - 12.5 一定ラップの平均ペースだったが、馬場を考えたらきつい流れではない。それなのにラスト1F脚が鈍って差されるのは距離。 頭まで考えると積極的に買うときは「すんなりハナが取れそうな時」とずっと予想で書いたように、2000m以上で好位から前の馬に併せる競馬をすると、遅いと金鯱賞のように前に残られ、少し速いと大阪杯のように差される結果になる。 今回、逃げられそうにないのに本命にしたのは「距離短縮」が、かなりプラスになると考えているから。 1600mは久しぶりになるが、条件戦は1600～1800mで4戦無敗だった馬。2000～2200mだと最後甘くなってしまっているが、1600～1800mではそんな走りは見せていない。 大原S(3勝クラス、阪神1800m)は、馬場を考えるとかなりの好時計。52㎏の軽量ではあったが、その後に富士S2着になるサトノウィザード、エリザベス女王杯3着になるクラヴェルをラスト200m流して完勝している。 川田騎手も「切望していた1600mをやっと走れる。」と共同会見でコメントしていたように、前向きさが強いので折り合い面が楽になる。 それに加えて、雨の影響のある馬場と枠の並びも魅力。 雨の影響のある馬場が得意なので高速馬場だと嫌だったが、木曜午後から雨が降り出して土曜午前中まで雨予報。驚く速さで馬場が回復する東京競馬場だが、さすがに影響は残るはず。 それに外から被されて自分のペースで走れないのが嫌なので、前に行きたい3頭（ローザノワール、レシステンシア、ソダシ）より外、かつ極端に外すぎない枠の並びは最高。 気になるところを挙げるなら、1600mで追走するスピードが速くなるので、それが直線の脚に影響する可能性があるくらい。この点は、遅い方が嫌なので対応できると考えている。 買いたくなる条件が揃い過ぎて本命にしない理由がないので、5戦無敗で重賞を勝った20年チャレンジC以来の本命にして勝負する。 対抗は、ファインルージュ 前走の東京新聞杯は、中団やや前の馬群の中から追走。 直線に入ってなかなか前に進路ができずに、狭い所から抜け出したが外のイルーシヴパンサーが勢いがついていて2着。 目標が先、かつ爪の影響でしっかり調整できなかったことを感じる16㎏増。レースでも一団でコーナーに入ったので少し前が狭くて1列下がってしまったことが、直線で進路を探す原因にもなっていた。それでも牡馬ばいての2着まで持ってきているので、能力は見せた。 今回は、牝馬相手の1600mになるのが魅力。 桜花賞のパフォーマンスが良すぎたことで、紫苑Sや秋華賞で相手で買っていたが結果的に評価は低くなってしまっていた。今回は、桜花賞と同じ1600mでの牝馬限定。 東京コースも未勝利勝ちがあって、前走の牡馬相手で2着もある。 あと、33秒台で差し切るような馬ではなく、トップスピードがそこまで速くなくて脚を長く使うタイプ。雨の影響が残って少し上がりがかかるのはプラスになると考えている。 蹄のケアをしつつの調整は変わらないようだが、前走と違ってここは目標のレース。状態の良化も期待できる。上位争いできる条件なので期待する。 単穴は、ソングライン 前走の1351ターフスプリントは、内枠から出して中団馬群の中から追走。 4コーナーで位置を上げながら直線で外へ。前の馬の脚が鈍りだした残り250mくらいから差を縮めて、残り100mで先頭。差してきた馬に交わされずに勝利。 最後の1Fでの減速が小さいこの馬の長所を感じる内容だった。 今回は、東京1600m替わりが魅力。 この条件は、NHKマイルで2着（7番人気で本命）、富士Sでも牡馬相手に1着と結果を出している。 良馬場で結果を出してきた馬だが、スローペースの32秒後半～33秒台前半の上がり勝負で勝ってきたような馬ではない。新馬戦でやや重をこなしているので雨の影響がサッパリではないはず。少し上がりがかかるような馬場になれば持続力がより活きるのでプラスになる可能性もある。 気になるのは、海外帰り。 帝王賞で何度もやられたパターンで、どんなに調整が順調に見えて、陣営が順調と言っていても、なぜか走れなかったりするのが海外帰り。 極端な内枠に入ったことで、スムーズに走れるのかの課題も加わったので3番手評価にした。 4番手は、マジックキャッスル 前走の阪神牝馬Sは、出遅れて後方2番手から追走。 直線で外に出して、伸びてきたが5着まで。 見た目の勝ち時計「1:32.8」は速かったが、かなりの高速馬場。最初の1Fが遅くて、そこから1400mのようなラップ推移。後方から外ではノーチャンスなので、これは仕方ない。 今回は、東京1600mになるのが魅力。 去年のヴィクトリアマイルでは、中団最内から内をさばいて伸びてきて3着。グランアレグリアには差を付けられたが、一旦2番手に上がっていた好内容。 その後に結果が出ていないが、前年好走馬を注意しないといけないのはヴィクトリアマイル。 過去10年でのリピーターは、ノームコア（19年5番人気1着、20年5番人気3着）、ジュールポレール（17年7番人気3着、18年8番人気1着）、ストレイトガール（14年6番人気3着、15年5番人気1着、16年7番人気1着）、ヴィルシーナ（13年1番人気1着、14年11番人気1着）、ホエールキャプチャ（12年4番人気1着、13年12番人気2着）がいて、もっと前にもリピーターが出ている。それも4歳で好走して、5歳時に近走内容が悪くて人気が落ちているのに好走している。 牝馬が上半期に目標とするレースで、牡馬相手にGⅠを互角に戦えるような馬だと相手が楽になるレース。それに加えて過去に牝馬のトップレベルが揃う東京1600mで好走している馬になるので、リピーターが発生しやすくなっている。 近走サッパリだが、目標としているレースなのは間違いないので一変を警戒して押さえておきたい。 5番手は、デゼル 前走の阪神牝馬Sは、出たなりで中団やや後ろから追走。 直線に入ってから徐々に外に出して、ラスト200mに入ってから浮上してきたが3着まで。 上記でも書いたが、阪神牝馬Sはかなりの高速馬場。その馬場で最初の1Fが遅くて、そこから1400mのようなラップ推移。最内を通った馬が1，2着になっていて外から差すのはきつかった。 去年までの状態ではないが、ラスト1Fでこの馬らしさは見せた。 近走内容からかなり人気が落ちそうだが、府中牝馬Sは謎に前に行かせて自滅。エリザベス女王杯は、どう考えても距離が長すぎ。愛知杯は、相手が弱いから馬券圏内まで持ってこれただけで2000mはまだ長い。好調時の調子ではなかったにしても、いい条件で完敗したレースはない。 去年のヴィクトリアマイルは、中団やや後ろから直線で外に出して8着だったが、大混戦の2着争いに加わって2着馬とは0.2秒差。 当然ここが目標の馬なので、状態が上がってくると考えたら馬券圏内のチャンスは人気よりあると感じる。川田騎手が乗らないのはしょうがないが、それで更に人気を下げてくれているのは歓迎。相手には押さえておきたい。 ※以下は、買わない馬の評価。 デアリングタクト 右前脚繋靱帯炎で1年1ヶ月ぶり。馬が強いのは誰もが分かっている。問題は「その走りができるのか？」というところ。状態は当然問題だが、骨折とかではないので元のパフォーマンスで走れるのかも課題。（訂正前より6㎏減にはなったが）調教後馬体重は24㎏増で、輸送で減ったとしても余裕のある仕上げは間違いない。割引材料が多くて、走られたらあきらめられるので消し。 メイショウミモザ 前走の阪神牝馬Sは、中団の最内から追走。直線に入る所でアンドヴァラナウトが少し外に出してくれたので、内から交わして2頭の間から伸びて勝利。 勝ちはしたが、かなりの高速馬場なのに前半1Fが遅くて残り1400m～200mまで11.2～11.5のラップが続いてラスト1F12.1。最初の1Fが無視されて1400mのようなレースになったことと、高速馬場で最内をロスなく立ち回れたことが勝利につながったと考えている。東京1600mを普通に走ったら距離が長いと考えているので消し。 ソダシ 前走のフェブラリーSは、好位外の2番手からスムーズに走れて直線で粘って3着。ダートであれだけ走れたことに驚いたが、外枠・超高速馬場・テイエムサウスダンのスロー逃げで圧倒的前有利というアシストがあった。 今回は芝に戻って、ワンターン1600mなのは歓迎。ただ、芝でダートと同じように走れるのかは未知数。馬場的にも、札幌2歳S以降の8戦で一度も上がり上位3位以内の脚を使っていないように、前で持続力を活かしたいタイプ。それに加えて、高速馬場のアシストもあって芝では結果を出してきた。東京より最後に急坂がある阪神向きで、ペースの影響で上がりがかかるのはいいが、馬場の影響で上がりがかかるとラストの減速が大きくなる可能性を感じる（ダートをこなしたから時計のかかる芝が大丈夫とは単純にならない）。桜花賞の走りをされたら仕方ないと思えるオッズなので消した。 ディヴィーナ 1600mを使い出して4戦3勝。伸びしろはありそうだが、現状の走りではG3でも厳しいと感じる内容。この相手では素質に期待するしかない。 レシステンシア 前走の高松宮記念は、スタートから出して行ってハナへ。4コーナーでジャンダルムが並びかけてきたので、抵抗して直線で粘っていたが差されて0.3秒差6着。海外帰りの年明け初戦で調整が難しかったのか18㎏増（スプリンターズSからは10㎏増）。それに加えて、最初からハナを取って押し切ろうとした横山武史騎手らしい強気の騎乗も完全に裏目に出た（時計が少しかかっていた馬場で前半3F33.4は早すぎ）。 今回は、1600mの対応が課題。去年のヴィクトリアマイル以降は、1200mばかり使って結果も出してきた。1200mで差す競馬をしていた去年でもダメだったのに、1200mのハイペースを逃げた後の東京1600mは力を出し切るにはきついローテ。今年のローテだと去年以下の走りになると考えているので消し。 クリノプレミアム 前走の福島牝馬Sは、外を見ながら出して行って好位内の5番手から追走。向正面に入って縦長になったので外に切り替えて3コーナーへ。4コーナー前の馬を交わして先頭で直線に入って粘っていたが、ラスト100mで脚が鈍ったところを差されて2着。結果的にワンテンポ仕掛けが早かったのはあるが、ハンデ53㎏から別定54㎏になったことも影響したと感じる。 今回は、重賞で結果を出した小回り1800mからワンターン1600mになって、一気に相手強化。休み明けで中2週ならまだ理解できるが、11月から月1戦使っているローテ。出れるから出るレースで、当初からの目標のレースではない。力を出せる状態だから使うのだと思うが、相手強化でここ目標の馬を相手に条件も合わないと厳しい。 アブレイズ 使える脚が一瞬なので小回り向きで、東京だとメイSのように、時計が出る馬場で上がりでだけのレースにならないとOP特別でも上位に来るのは難しい。東京1600mをこの相手で好走できるイメージが浮かばない。 ローザノワール 前走の中山牝馬Sは、かなり押していたが内のロザムール・シャムロックヒルの方が速くて、外のスマイルカナも持ったままで外から被されて4番手から追走。ディセンバーSのように前半スローにして逃げることができなかった。 今回は外から被されそうにないが、内のレシステンシア、ソダシが速い。そこを押してハナを取り切ったとしても、東京の直線を我慢できる脚はない。相手・レース条件どちらも厳しい。 ミスニューヨーク 前走の中山牝馬Sは、中団最内から追走。直線でも狭い内から抜け出して一旦先頭も、ゴール前で外から2頭に差されて3着。外伸びだったことを考えると文句なしの走りだった。 1600mは、2走前のターコイズSで勝っているが得意の中山。中山3勝、小倉・福島各1勝して広いコースより小回り向き。広いコースだとパフォーマンスを落としてしまうので、東京では手が出ない。 アカイイト 大阪杯は、後方4番手から追走。3コーナーで外からじわっと進出して、中団の外まで上がって直線に入ったが、そこから伸びきれずに10着。期待していたが、想定より時計が出ていて、みんな同じくらいの上がりを使う展開になってしまったので、外追走で追いかけるだけになってしまった。 今回は、1600mの対応が課題。1800mでも距離不足で、相手は強いがまだ宝塚記念の方が買いたくなる条件。速い上がりを使って差す馬ではないので、東京1600mで後方からだと厳しい。 アンドヴァラナウト 前走は、最内の3番手から追走。4コーナーで2番手に上がって、直線に入る所で少し外に出しての追い出し。メイショウミモザから内から差されて、ゴール前で少し盛り返すも2着。福永騎手は2000mに不安を感じるコメントを以前出していたので、1600mは思っていた通りにいいとコメント。ただ、後ろにいて届かなかったのではなく前でメイショウミモザに差されているのは内容が悪い。 1600mだと追走に脚を使うのとトップスピードの速さがそこまでないことが気になる。1600mより1800mやローズSで11万馬券を取らせてもらった2000mで、平均～少し緩めの流れを前で押し切るような形が理想と考えている。素質に期待する面が強くて積極的に買いたいとはならなかった。 シャドウディーヴァ ここ3戦は、いい位置を取りに行って失速。相手が強かったのはあるが、条件戦でしか好位から結果が出ていないのに謎騎乗のレースだった。 去年の東京新聞杯3着や府中牝馬Sを勝っていて、東京の舞台はあっている。ただ、G1レベルになると能力的に厳しいと感じる。20年のヴィクトリアマイル10着だったし、G1では7戦して3歳牝馬限定の秋華賞4着が最高。差す競馬で力を出し切った時に、他馬がどれだけ崩れてくれているかで着順が上がるレース。かなり上手く行っても馬券圏内までは厳しい。 テルツェット 前走の中山牝馬Sは、田辺騎手が下げ過ぎ＆外走らせすぎて5着。斤量と進路を考えたら、馬はよく走っている。 今回はG1になるのが課題。昨年は1600mを4連勝して、ダービー卿CTで牡馬相手に勝って挑んだヴィクトリアマイルで1.4秒差11着に完敗。クイーンSを勝って挑んだエリザベス女王杯では0.9秒差11着。G1ではレース条件ではなく、相手強化で負けている内容。強くなった感はないので、レーン騎手でも馬券圏内に持ってくるのは難しい。 |
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