Pro tipster MAX > nige's TipELM STAKES G3 - 11/8/2019 Sapporo11R |
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傾向・全馬評価あり:スムーズに競馬をすれば勝てていい2頭に期待! <傾向> ■ 近3年3着以内馬ローテ ※レース名(人気,着順) ・2018年 【2番人気】マーチS(1,9)→灘S(1600万下)(1,1)→マリーンS(2,2) 【3番人気】オアシスS(2,3)→欅S(7,1)→プロキオンS(4,6) 【1番人気】アンタレスS(3,2)→平安S(6,4)→マーキュリーC(2,1) ・2017年 【4番人気】マーチS(3,4)→アンタレスS(6,2)→平安S(5,2) 【1番人気】東大路S(1600万下)(2,1)→大沼S(1,1)→マリーンS(1,1) 【8番人気】アハルテケS(5,8)→マリーンS(4,12)→マーキュリーC(5,4) ・2016年 【7番人気】韓国馬事会杯(1600万下)(3,2)→下総S(1600万下)(1,2)→安達太良S(1600万下)(1,1) 【4番人気】ダイオライト記念(3,2)→マーチS(5,5)→平安S(3,2) 【1番人気】東海S(5,4)→フェブラリーS(10,8)→大沼S(1,1) 大沼S・マリーンSの好走馬が、そのまま好走するのは毎年のこと。同じペースが流れる小回り1700mで、調子の良さもあるので納得。 あと中山1800mで結果を出している馬も多いのだが、マーチSを勝ってしまうような馬は好走していない。マーチSで上位人気の馬は来ているのだが、上位人気で人気より走っていない馬が来ている。勝っていたソロル・ショウナンアポロンは、マリーンSを勝っていても凡走している。 これは、時計のかかる馬場で最後に急坂まである中山1800mの重賞で勝ってしまうまでの持続力が必要とされない(活かせない)というのが、この結果につながっていると考えています。 逆に、札幌のコーナーの緩さが影響しているのか、東京・京都(平安S)・盛岡(マーキュリーC)で好走している馬が好走している。 <展開> 逃げたい馬が多く、ドリームキラリ、マルターズアポジー、リアンヴェリテ。 どの馬も逃げてこそというタイプなので、ハナ争いになる。 テンの脚が早いのは、ドリームキラリ。それに、二の脚が速いマルターズアポジーが続く。リアンヴェリテは行き脚の面では劣るので出鞭を入れても逃げるのは難しい。 マルターズアポジーが、どのくらいドリームキラリに絡んでいくのか、ハナにこだわるのかがペースを決める。 マルターズアポジーが大逃げをしてくれたら、ドリームキラリはある程度抵抗するはずなので、リアンヴェリテが離れた3番手で競馬がしやすくなる可能性はある。 3頭に続いて、グリム、テーオーエナジー、リーゼントロック、ハイランドピークあたりが追走。 大逃げならマルターズアポジーだけハイペースで、後続はやや速めの流れを想定。 <予想> ◎:グリム 競馬のしやすい位置で普通に走れば ○:テーオーエナジー 2戦連続不完全燃焼 ▲:リアンヴェリテ 逃げがベストも勝負度高い △:モズアトラクション 札幌の方が差しやすいがベストではなく ☆:ドリームキラリ 逃げられる可能性はある <詳細予想> 本命は、グリム 前走は、逃げるくらい出して行って、外から出してきたコパノチャーリー、テルペリオンを 先に行かせて、その外へ出そうとしたところをロードゴラッソまで出してきたので、控えて4番手から追走。 4コーナーで仕掛けながら外に出して、直線で抜け出して勝利。 単勝1.3倍で、マーキュリーCに出てくるレベルの馬ではないので、当然の勝利。 ただ、レース内容的には、かなり嫌な形になっていた。 外から2頭が前に行くのは想定内だったが、ロードゴラッソが押さえきれずに前に来たことで、スムーズに外に出せずに控えてから外に出す4番手。 それで3~4コーナーで3頭分外を走ることになり、ノーブルサターンも一発狙ってワンテンポ速く仕掛けて、直線に入ってすぐでは半馬身差まで迫っていた。 周りの馬にかなり嫌な競馬をされながら、2馬身差の完勝は改めて強さを感じた。 この馬は、瞬発力があり、トップスピードに乗ると長くいい脚が使える持続力もある。 GⅠレベルのトップクラスと比べるとトップスピードの速さと持続力が少し劣るくらいで、総合力が高いタイプ。 今回は札幌1700mになるが、条件戦だが1400mで2勝、ペースの流れていたアンタレスSでも早めに動いて粘って2着だったように、ペースの流る展開は対応できる。 その展開の中で、行きたい3頭を見ながら好位から追走して、流れに合わせて自ら動くことができるのも魅力。 ここが目標という馬ではないが、4歳でGⅢ・JpnⅢを4勝。GⅠを狙うレベルの実績で、ローカルGⅢでは格上。 休み明けでもないので、普通に走らせることができれば大崩れは考えにくい。 対抗は、テーオーエナジー 前走は、内枠だったのでハナを取りに行ったが、オルナ、コパノチャーリー、ドライヴナイトなど逃げたい馬がいたので、コーナーに入るまでハナ争いになって2番手から追走。 8馬身くらい離れた2番手から追走。3コーナーに入るところで逃げ馬が失速してきて先頭に出そうな時に、外からリーゼントロックの仕掛けに併せてグリムが一緒に並びかけてきてペースアップ。 ただ、直線に入って脚がもうなく失速して12着。 12.4 - 10.4 - 12.5 - 12.0 - 12.7 - 13.2 - 12.6 - 12.0 - 13.0 2走前に砂を被って嫌がったところを見せたから出して行ったと騎手がコメントしていたが、3頭も逃げたい馬がいる中で、あの戦法は相手が引いてくれる運頼み。 枠が外だったら、あの結果にはならなかったと感じたレースだった。 また2走前は、かなり下手に乗ったレース。 軽く出して取れたハナを取ったのに、ペースを落とすのが速すぎて外から被されて自分から動けない馬群の中に入れてしまった。さらにキックバックを少し嫌がって、キックバックを受けないように前に馬にグッと近づいたら前の馬が失速してしまうという悪循環。勝手にバタバタして、何もできずに終わった。 ここ2戦は、不完全燃焼のレースだった。 この馬は、兵庫CSや中山での2戦で見せたように、勝負所でのペースアップに楽に対応して、4コーナーでもう一段階加速できる長くいい脚が長所。 前に行く先行力があり、瞬発力と持続力があるので、トップスピードの速さが問われない条件では安定して力が出せる。 中山1800mでは、師走S・ポルックスSで前半やや遅めのペースからのロングスパート勝負で連勝。師走Sの時計から、古馬重賞レベルの走りができることを見せている。 ここ2戦の惨敗で、かなり舐められた人気になりそう。 外枠が欲しかったが内枠に入ったのは、課題になる。 ただ、左右のマルターズアポジー、ドリームキラリがハナ争いをすれば、スムーズに外に出せる形になる。 好位外でスムーズに走ることができれば、グリムと互角の走りができていいと考えている。 主戦の岩田騎手に戻って、スムーズに走らせればチャンスはあると考えて対抗に。 単穴は、リアンヴェリテ 前走は、内枠だったので、出鞭を入れて出して行って逃げる競馬。ハナを取ってもピッタリついてこられていたので、縦長の展開。 3コーナーで2番手の馬が失速して、直線で後続を振り切ったが、モズアトラクションだけがいい脚で伸びてきてクビ差で勝利。 6.9 - 10.9 - 11.7 - 12.1 - 12.2 - 12.2 - 12.4 - 12.4 - 12.5 逃げるために距離を伸ばしてきたドライヴナイト、1400mでも2番手を取れるフュージョンロックがいて、ハナを取るのに脚を使って、中盤でもペースを緩められなかった中で最後まで長くいい脚を使っている。 小回り1700m不向きのカゼノコが、3着まで持って来れているような前に厳しい展開。展開の助けがあった、モズアトラクションに1kg重い斤量で差されなかったのは見た目以上に強い内容。エルムSを勝てるレベルの走りを見せている。 条件はベストの小回り1700mで、勝負度的にも滞在競馬で連勝しての重賞なので、上記2頭よりは高い。 これで同型馬が不在なら、グリムがいても頭で狙っていい走りだったのだが、ドリームキラリだけでなく、マルターズアポジーまで参戦。 去年のハイランドピークのような競馬ができれば問題ないが、未勝利勝ち以降の好走(6勝2着1回)が、全て逃げての結果。やはり逃げられない時の不安はかなり大きい。 それでも、前の2頭がハナ争いで離してくれての3番手や、勝負仕上げの状態の良さで好位からでも同じ力が出せたら勝ってもいいので単穴に。 4番手は、モズアトラクション 前走は、出たなりでじわっと出して行って、中団やや後ろから追走。 3コーナーで外から進出を開始して、直線に5番手で入って前に迫ったがクビ差2着。 ペースが流れてくれて、やや外目の枠だったので進路を変えずにスムーズに中団やや後ろが取れて、3コーナーで外から進出という完璧なレースをしている。 それでも、勝てなかったのは適性の問題。 この馬は、瞬発力(トップスピードに乗るまでの速さ)は遅いが、スピードに乗るとトップスピードの速い脚を長く使える。 広いコースでペースが流れれば、平安Sで見せたような重賞級の走りができる。 加速が遅いので、直線が長いのに加えて、勝負所で下り坂がある方がいい。 京都だと3コーナーから4コーナーで下り、阪神だと4コーナーから直線が下り(かつ最後急坂で持続力も生きる)。実は、函館も緩いが4コーナーから少し下りになっている。 札幌は、コーナーは緩いがそこでスピードに乗せられる器用さはないし、平坦コース。ペースが流れても、加速が遅いのでワンテンポ遅れていい脚で差してきて届かずの前走と同じ結果になる可能性が高い。 札幌で勝つパターンとしたら、ペースがあまり上がらないときに向正面で進出するような形が一番高いと考えている。それは、逃げたい馬3頭がいる今回はならないので、相手まで。 5番手は、ドリームキラリ 前走は、かなり押してハナを取りに行って逃げる競馬。 一定ラップの平均ペースで逃げて、直線でもしぶとく粘ってハナ差2着。 12.4 - 11.2 - 12.1 - 11.9 - 11.7 - 11.7 - 12.4 次走プロキオンSを勝つアルクトス相手に、2㎏重い59㎏の斤量でハナ差。やっぱり逃げた時のしぶとさはかなりのものと思わせる走りだった。 小回り1700mは、ハナを取りやすくなるし、札幌のコーナーの緩さも他の1700mのコースより緩急のない一定ラップになり、持続力が生きる流れになるので力の出せる条件。 このレースでは、去年2着(3番人気)、2年前3着(8番人気)と好走している。 今年の問題は、同型馬の存在。 リアンヴェリテだけなら、スタートと二の脚の速さで主張しきれるのだが、マルターズアポジーの存在は厄介。 後続を離しての逃げをするので、二の脚の速さで前に出ても、コーナーに入って外からハナを取りに来る可能性もある。 救いは、マルターズアポジーの騎手が武士沢騎手ではなく、テン乗りで菱田騎手なところ。 これは、リアンヴェリテを単穴にしている点にもつながるのだが、テン乗りなのでどこまで出して行って大丈夫かという基準がないので、先に抜け出して1馬身くらい前に出たら主張しきれる可能性はある。 あと、ダートスタートで前に行けないという可能性もあるし、行き脚の速さで外からまぶせてしまう形も十分考えられる。 多少きつくてもハナが取れたら粘りが増す馬なので、逃げられた時の警戒で相手に。 ※以下は、買わない馬の評価。 マルターズアポジー ここも大逃げでの粘り込みを狙うのだろうが、芝ですら持続力が落ちて粘れなくなっているのに、更にタフなダートで粘れるとは思えない。 ダートで逃げれるかも課題で、テン乗りの菱田騎手が大逃げできるのかというのも課題で、素質に加えていろいろと上手く行くことを期待するしかない。 モルトベーネ 前走は、門別移籍初戦で勝利。 ただ、余裕がある馬体だったと言ってもクラキングス相手に、1.1/2馬身差で最速上がりでもない。 結果が出ていた時に持続力はもうないので、好位で追走できても粘れない。 サトノティターン 前走は、外枠からじわっと出して行って、中団やや前から追走。 3コーナーで前のペースアップについて行くために鞭が入って、直線に入るところまではついて行ったが、直線に入って脚が止まって失速。 マーチSは、ハイペースで展開が思いっきりハマって勝利。相手強化のやや速いペースを正攻法の競馬で力負けしただけ。 1700mは距離不足だし、このメンバーで札幌だと展開がハマっても前が総崩れはない。 個人的には、東京2100mのオープン特別・リステッド待ち。 タイムフライヤー 芝の走りを考えると、やや時計がかかる馬場が得意で、長くいい脚が使えるのでダートが走れてもいい。 ただ、父が圧倒的芝よりのハーツクライで、いきなり重賞。 重賞に使うなら芝血統が生きるシリウスSの方が断然いい。 素質に期待するしかなく、買うかはお好みの問題。 メイショウスミトモ 前走は、中団内でロスなく走って、持続力を生かして4着。 完全に衰えが出ている馬なので、これ以上ない最高の競馬をした。 今回は、相手強化なので同じように完璧な競馬をしても掲示板も厳しい。 サングラス マリーンSでは、5着で掲示板には載ったが、展開がハマって1.0秒差の完敗。 1400mに戻してパフォーマンスが戻ったので、1700mで直線も短いコースでは期待できない。 手薄な1400mオープン特別でないと手が出ない。 リーゼントロック 前走は、内枠で外から被されたので、外に切り替えて6番手から追走。 3コーナーから仕掛けて行ったが、4コーナーではもう脚が鈍って失速。 長所の持続力が生きる条件で、全くいいところがなかった。 休み明けだったのに10㎏減だったので、状態がまだまだと感じた。 今回は、前走からどこまで状態を戻せるかが課題で、もし戻ったとしても前に行くのが難しい相手。 ここで多少良化を見せてきたら、中山のオープン特別で狙えばいいと考えている。 レッドアトゥ 前走は、ペースの流れた展開を、長くいい脚を使って差してきて完勝。 いい内容ではあったが、広いコースでこその末脚で勝ったレース。 距離を伸ばして結果を出してきた馬でもあり、小回り1700mは1000万下で2着に負けてから使っていない。 そこそもが、ブリーダーズGCに登録し忘れで使ってきたレース。 相手強化・距離不足・コース合わずで、好走できるイメージが浮かばない。 ハイランドピーク 前走は、変わるならこの条件と言う函館1700mだったが、行きっぷりが悪くなっているのが出てしまって6番手から回ってきただけ。 前に行って持続力を生かして長くいい脚を使う馬なので、いい位置が取れないことは着順の悪さに直結する。 今回も逃げたい馬、テンの脚の速い先行馬がいるので、同じようにいい位置が取れずに追いかけるように回ってくる可能性が高い。 |
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