Tip coliseum > E.Yamazaki's TipKEIHAN HAI G3 - 29/11/2020 Hanshin12R |
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京阪杯は2014年から秋の京都開催を締めくくる、最終12Rで行われてきましたが、今年は阪神芝1200mで開催されます。京都芝1200mは、内回りの3コーナーの坂を上がって行くコースで前半ペースが上がりにくく、逃げ、先行馬の活躍が目立ちました。しかし、阪神芝1200mとなるとしばらく平坦から、内回りの3コーナーの坂をゆっくりと下って行くコースなので、逃げ、先行馬が不利とは言いませんが、楽でもないでしょう。 まして阪神芝コースは、一貫して徐々に時計を要しており、高速馬場とは言えない状況下。外差しも決まり出しています。しかも今回は、標準馬場の今夏の北九州記念で大外枠から、二の脚が速さですんなりとハナに立ったモズスーパーフレア―を追い駆け、前半3F32.7の快速ぶりを見せたジョーカナチャンが出走。さらには今夏のCBC賞を優勝しているように、1~2番手の競馬で強さを見せるラブカンプーも、同馬に競り掛けて行くでしょう。 他にも外のカレンモエやトゥラヴェスーラ、内からロードアクア辺りが前にプレッシャーを賭けていくことが予想され、さすがにハイペース、それもかなりのハイペースになりそうな気がしています。差し馬を中心に馬券を組み立てたほうがいいでしょう。 そこで◎には、昨年のダービー卿CTの優勝馬であるものの、昨年暮れからスプリント戦を使われ、阪神C、阪急杯でともに2着の(10)フィアーノロマーノを推します。同馬は前々走の函館スプリントSが初めての芝1200m戦でしたが、前と内が有利の馬場&展開の中、五分のスタートを決めたものの、超高速馬場だったこともあり、二の脚がひと息で中団中目からの競馬になりました。しかし、行った、行ったが決まった中、ジリジリと伸びて4着。 また、前走のキーンランドCは、タフな馬場で馬場で外差しが有利でしたが、11番枠から出負けして二の脚も遅く、後方に下がって外過ぎる位置からポジションを上げて勝ちに行く競馬。横の良い位置を取れないのならばじっとしておけばいいのに、縦の良い位置も捨てに行く、悲劇の競馬でした。結果的に自らオーバーペースに巻き込まれてに行く形。 確かに芝1200mよりも芝1400mでこその面はありますが、近2走のレ―スぶりから、時計の掛かる芝1200mで無理に行かせずに差す形なら通用すると見ています。外差し馬場で、吉田準騎手へ乗り替わりとなったここはもう一度期待したいところ。本来はスプリンターズSの出走権を手にしていても不利ないはずの馬だけに、ここでの巻き返しに期待します。 ○は、2勝クラス、3勝クラスを連勝した上がり馬(5)ロードアクア。前々走の別府特別はタフな馬場のハイペースを、前走の北陸Sは標準馬場のスローペースでともに2番手から勝利と、時計の掛かる馬場に実績があることと、様々なペースに対応できることが強調材料。前走も内の馬に行かせての2番手と折り合いもつくので、オーバーペースに巻き込まれても、もろに巻き込まれることはないと見て、対抗評価としました。 ▲は、一昨年のヴィクトリアマイルで2着他、マイル重賞で3勝の(4)プリモシーン。前走の関屋記念は見せ場のない15着大敗でしたが、今回は立て直されての一戦。今回は初めての芝1200m戦で前走から2Fの距離短縮ということを考えると、序盤で置かれると見ていますが、それだからこそ展開に恵まれる可能性が高いと見て、3番手評価としました。 あとは△に昨年、準オープンの彦根Sをオープン確勝レベルの指数で勝利し、その次走でCBC賞を制した(2)レッドアンシェル。その後は屈腱炎の前駆症状でスランプとなりましたが、ブリンカーを着用した前走の北九州記念では完全復活。モズスーパーフレアがペースを引き上げたことで中団待機のこの馬は展開に恵まれましたが、自身の指数最高値を記得しての優勝でした。 このため前走のスプリンターズSでは、疲れが出たようで6着凡退。昨年モズスーパーフレアがスプリンターズS後のこのレースで8着に凡退しているように、このレースは前走スプリンターズS組が大不振ですが、レッドアンシェルに関しては、前走が目標にできていたとは言い難いので警戒が必要でしょう。 他では、休養を挟みながらレースをじっくと使われ、着実に成長を見せている(13)カレンモエ。前走の長篠Sはカレングロリアーレとシャンデリアムーンが競り合ってペースを引き上げ、かなりのハイペースとなりましたが、同馬は3番手から抜け出して勝利。離された3番手で実質差しの競馬でしたが、ラスト1Fで後続を引き離した内容はなかなかのものでした。「カレンチャン」ブランドなのか(?)、1番人気というのは明確に過剰人気ですが、近走の勢いを考えると侮れないでしょう。 さらに馬連13万円越えの大波乱となった前々走のCBC賞で2着と好走した(2)アンヴァル。同馬はそれまでのスプリント戦では置かれ気味で追走に苦労していましたが、前々走では2F目で2番手を取りに行き、内で脚をタメての2着。時計の掛かる馬場で前半ペースがそれほど上がらなかったために、好位を取れたのもありますが、この馬の二の脚の強化が窺えるような内容でもありました。 前走の北九州記念では前半3F32.4の速い流れの外枠でさすがに位置を取れず、後方からの競馬になりましたが、騎手が無理に行かせなかったものあります。無理に行かせなかったことで、展開に恵まれて4着と善戦した一面はありますが、それでも幅広い展開に対応できるようになったのは評価できます。今回は2番枠、馬場の良い最内1頭分を取り切れれば面白いでしょう。 最後に前々走で北九州記念に出走していた末脚型の(13)クライムメジャーと(15)タイセイアベニールと(16)トゥラヴェスーラ。クライムメジャーは北九州記念で4着同着。前走のセントウルSでは14着大敗も、立て直されての今回は巻き返せる可能性があります。タイセイアベニールとトゥラヴェスーラは、4走前の鞍馬Sでワン―、ツー、フィニッシュ。前記2頭はナインテイルズとグランドロワが競り合ってペースを引き上げたことで、展開に恵まれた結果ですが、今回も速い流れになりそうなだけに、警戒が必要でしょう。 |
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