Tip coliseum > E.Yamazaki's TipCHUKYO KINEN G3 - 21/7/2019 Chukyo11R |
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中京新装オープンとともに、夏のマイル重賞として生まれ変わって今年で8年目の中京記念。中京芝1600mは、1~2角の中間にあるポケット地点からのスタートして、約198mで本線に合流する札幌芝1500mとよく似たコース形態。このため昨年のように、外枠に逃げ馬(ウインガニオン)がいた場合には、最初のコーナーでハナを取るために序盤からペースが上がることがほとんど。 一方、内枠に逃げ馬がいる場合は、最初のコーナーで楽にハナが取れるので、そこまでペースが上がりません。1番枠のカオスモスが逃げた2016年はスローペースでした。これは向こう正面の距離は長いとはいえ、2コーナーから向こう上面にかけて坂を上り、後半で坂を下るコース形態も影響しています。 このレースはマイル戦になった初期の頃、馬場悪化が激しく、後方一気のフラガラハが2連覇を決めたことがありました。この過去のイメージや外枠の逃げ馬のオーバーペースによって、時々、浮上する追い込み馬のせいで、先行馬不利のイメージが強く、そこまで人気になりません。 これまでこのレースで連対した先行馬は、2013年・ミッキードリーム(2着)、2015年・スマートオリオン(1着)、2016年・ピークトラム(2着)、2017年・ウインガニオン(1着)、2018年・ロジクライ(2着)。どれも5番人気以下です。 昨年のロジクライは実力の2着でしたが、逆に2016年のピークトラムは生涯で唯一の重賞で連対。馬場状態や内枠の馬が逃げるのか、外枠の馬が逃げるのかによって、先行馬の活躍がアップダウンすることを覚えておいて損はありません。 さて、今年の中京記念で逃げる馬は? おそらく1番枠のグランドボヌールが包まれることを嫌って、最初のコーナーでハナを奪うでしょう。外からハンデ52Kgのツーエムマイスターあたりが競り掛けてくる可能性もありますが、枠の利でグランドボヌールがリードを奪い切って、そこまでペースが上がらない可能性が濃厚。 よって、◎には、デビュー3戦目、初芝の3走前・ファルコンSでいきなり2着と好走した(5)グルーヴィットを推します。初芝の重賞で対応したのは、芝での素質もあればこそ。今年のファルコンSは、3着ローゼンクリーガーがグルーヴィットに3馬身も突き放されたように、例年の同レースと比べるとハイレベル。 そこで前走のNHKマイルCでは本命に推したものの、直線でいい脚を使いながらゴール前で完全に進路を作れずに終戦。とても納得のいかないレースでした。今回はリベンジの意味も込めて本命。休養中に成長していれば、古馬が相手のここでも通用するでしょう。 また、前走があのようなレースだったからこそ、今回はある程度、前を意識して動いて行くでしょう。内目の枠も良く、積極騎乗の松山騎手に乗り替わっての巻き返しに期待します。 〇は、デビュー3戦目の朝日杯フューチュリティーSで2着(6)クリノガウディー。確かに朝日杯フューチュリティーSはアドマイヤマーズの直後をロスなく立ち回れたことが好走要因のひとつではありますが、素質が高くなければ通用しません。今春に復帰してからの3戦ともに逃げ、先行馬には厳しい流れ。今回はそこまでペースが上がらない可能性が高いだけに、一考の価値は十分あります。 ▲は、前々走のアーリントンC・2着、前走のNHKマイルC・3着の(14)カテドラル。前々走は逃げ馬が逃げ切る流れを出遅れ、二の脚も遅く、道中で中目に突っ込んだために直線で進路なく、ラスト1Fで狭いところを割って伸びて2着を死守。前走のNHKマイルCでも出遅れて、二の脚も遅かったものの、緩みないペースで前が崩れたために3着と好走しました。 この馬はいい脚が長く使えますが、ゲートが悪く、二の脚も遅いのが弱点。今回もテンに置かれそうなので、3番手評価までとしました。ただし、そういう馬だけに外枠のほうがレースをすやすいでしょう。 |
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