Tip coliseum > E.Yamazaki's TipFLORA STAKES G2 - 21/4/2019 Tokyo11R |
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フローラSは、みなさんもご存知のオークストライアル。このレースは桜花賞から中1週で行われるため、桜花賞組の参戦はほどんどありません。そのためレベルが低い年もありますが、一昨年の優勝馬モズカッチャンなどのように、遅れてデビューした大物が出現することもあります。 2016年のオークス2着馬チェッキーノも、2013年オークス3着馬デニムアンドルビーも、2010年に史上初のオークス同着を決めたサンテミリオンも、このレースの優勝馬です。ただ、今年は桜花賞トライアルのアネモネSやフラワーCで敗れた馬が上位人気に支持されるメンバー構成。オークスに繋がるかどうかは「?」です。 また、フローラSのペース傾向は、いたってワンパターン。ストレートが長い東京芝2000mの舞台は、本来、緩みないペースが発生しがちですが、このレースはまだ体力のない3歳牝馬の対決。しばしばスローペースが発生し、前から押し切りが決まっています。実際に過去10年を見ても、パンパンの良馬場(超高速馬場)で行われた年でハイペースになった年は一度もありません。(緩みの少ない流れとなった2016年度は良馬場発表も、午前中の雨の影響あり) 実際にこのレースの過去10年を見ても、1番人気を裏切っているのは、2017年ホウオウパヒューム、2016年ビッシュ、2014年マジックタイム、2009年ミクロコスモスなどのように、4コーナー10番手以下だった馬たちばかりです。 中団くらいで立ち回れば前まで届く場合もありますが、その場合は2014年のサングレアルのように、終始内々でレースを進めて、直線で外に持ち出すような乗り方でないと勝ち負けするのは厳しいです。確かに、昨年のこのレースでは、サトノワルキューレの大外一気が決まりましたが、出走においてよほど素質が上でないと、なかなか厳しいものがあります。 今年の東京芝コースも、開幕週らしくかなりの高速馬場。今年は逃げ馬ジョディ―を始め、前に行きたい馬が揃ってはいますが、それでも前を意識して動いて行ける馬を本命にするのがベストでしょう。 よって、◎には、逃げて2勝を挙げ、ハイレベルの前々走クイーンCでも、クロノジェネシスに0.1秒差(3着)に粘った(9)ジョディーを推します。強い同型コントラチェックが相手の前走・フラワーCは逃げられずに5着凡退も、今回はハナを主張できるメンバー構成。今回、ウィクトーリア、フェアリーポルカ、エトワール、ウインゼノビア、シャドウディーヴと先行馬が揃ってはいるものの、過去の傾向どおりにスムーズに隊列が形成されると見て、本命馬としました。 〇は、レコード決着となった5走前の東京芝2000mの未勝利戦では4着馬を5馬身突き放し、勝ち馬と0.2秒差(3着)、前走のひめさゆり賞でも、レースが緩みないペースで流れる中、出遅れから道中で位置を上げて勝ち馬とハナ差の2着に好走した(17)レオンドーロ。芝2000mの持ち時計はメンバー中でNo.1。かなりの高速馬場にも対応できる下地があります。また、中1週で出走してくるからには、状態面がいいはずなので、ここは対抗評価。 ▲は、ダノンキングリーが相手の新馬戦では3着に敗れたものの、デビュー2戦目で勝ち上がり、休養明けの前走・500万下では、前々走から一変、勝ちに行く競馬で2着に粘った(3)ペレ。この馬はどこからでも速い脚が強みであり、キャリアの浅さからも伸びしろも十分。前走では逃げたら強いウィクトーリアに先着を許したものの、同馬は逃げられないと脆い馬だけに、今回での大勢逆転を狙います。 以下特注馬として、新馬戦で先々週のニュージーランドTを制したワイルドファラオを撃破し、前々走のシンザン記念でも0.4秒差(4着)と好走した(8)パッシングスルー。確かにシンザン記念の1着、3着馬は、先週のアーリントンCで8着、6着に敗れているようにレベルに疑問がありましたが、それでもデビュー2戦目で通用したのは大きな収穫。この馬もキャリア2戦と浅く、休養中に成長している可能性も十分あるので特注馬としました。 △に逃げ馬の激走後だけに、狙い下げる必要はありますが、新馬戦と前走500万下と、逃げた2戦は確かに強かった(4)ウィクトーリア。この馬は気性難で逃げているのではなく、脚が遅いために持久力を生かす競馬をしているタイプ。今回は戸崎騎手へ乗り替わったことで、2番手を選択してくると見ていますが、前々で流れに乗れれば悪くないと見て買い目に加えました。 あとは前半4F50秒5-後半4F45秒9と、超絶スローペースの新馬戦でメンバー最速の上がり3Fを駆使して勝利した(10)セラピア。前走は、直線序盤で3着馬ルベリエと並ぶ形となりましたが、そこから5馬身差をつけた内容は優秀。素質馬なのは間違いありませんが、キャリア1戦の馬がこの時期の重賞でいきなり通用するほど甘くもないので狙い下げました。 他ではデビュー2戦目の前走・若竹賞では、楽なペースで逃げるヒシイグアス(後のスプリングS・5着)にクビ差に迫った(13)フォークテイル。この馬も超スローペースの前走でメンバー最速の上がりを駆使できており、素質のある馬であることは間違いないでしょう。しかし、新馬戦も超スローペースで、速い流れを経験したことがない点はマイナス。相手強化でこれまでよりも流れが速くなった場合の怖さがあるので狙い下げました。 最後に終始外々を立ち回り、4コーナーの大外からメンバー中2位の上がり(内々を通ってメンバー最速の上がり3Fを駆使した勝ち馬との上がり差は0.1秒)で差して2着の前々走・未勝利戦が、なかなか見どころがあった(14)イノセントミューズ。この馬は前走の未勝利戦が中団からイン強襲のフロック的な勝ち方だったために人気はありませんが、確かな末脚を持つ馬。また、器用さもあるので前走のように上手く内を捌ければ一発あるかもしれません。 |
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