Tip coliseum > E.Yamazaki's TipHANSHIN JUVENILE F G1 - 9/12/2018 Hanshin11R |
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今週はうら若き乙女の対決、阪神ジュベナイルF。いつもどおりに阪神ジュベナイルFの出走馬が経由したレースをレベルが高い順にピックアップしました。 ★レベル1位 2018年 デイリー杯2歳S (PP指数13pt) レースを使われるごとにゲートの不安が解消され、行きっぷりが良くなったメイショウショウブの単騎逃げが決まると見て、このレースでは同馬を本命◎としました。しかし、アドマイヤマーズがこれまでの2戦とは異なり、思い切ってハナを主張。メイショウショウブは2番手でレースを進めて、3コーナーアドマイヤマーズに並びかけ、直線では2頭のマッチレースとなりました。 しかし、ラスト1Fでメイショウショウブは振り落とされて、アドマイヤマーズが優勝。先行馬が手薄で超々スローペースに落として逃げられたことが好走要因にせよ、これまでとは型の違う競馬で結果を出したアドマイヤマーズは、この先に繋がる内容。マイル路線の主役とは言いませんが、2番手グループには入ってきました。 メイショウショウブも強い馬ではありますが、阪神ジュベナイルFは、前走芝1400m組が参戦してくることもあって、ペースが上がりやすい舞台。また、メイショウショウブ自身もいい脚が長く使えるタイプなので、本質はマイル戦よりも中距離のほうが好ましいでしょう。 ★レベル2位タイ 2018年 アイビーS (PP指数12pt) トーラスジェミニが後続をやや離して逃げたものの、前半4F50秒0-後半4F45秒7の超々スローペース。勝ち馬クロノジェネシスは、1番枠を利して楽に2列目のポケットを確保。しかし、トーラスジェミニに無理にはついて行かず、スペースを置く形。外からコスモカレンドゥラが上って来て、クロノジェネシスは3コーナーで3列目。 直線序盤では、鞍上が進路取りに迷って、内を突こうとしたり、外に出そうとしたり、また、内を突こうとしたものの、結局、外に出してそこから一気に伸びて、メンバー最速の上がり3Fで勝利。通常は鞍上が進路取りに迷っていると、トップスピードに乗せられないままレースが終わってしまう場合もありますが、鞍上が馬に助けられた一戦でもありました。 クロノジェネシスは、紫苑Sの優勝馬ノームコアの半妹。アイビーSでも本命◎に推したように素質が高く、折り合いもつき、どこからでも動けるのが長所。死角を挙げるならば、新馬戦もアイビーSも超々スローペースだけに、ペースが上がった場合の対応力でしょうか。 ★レベル2位タイ 2018年 アルテミスS (PP指数12pt) 新馬戦では逃げて圧勝ながら、前走のアスター賞では出遅れていたグレイシアが意識的に好スタートを決め、前に行ったライデンシャフトやキタイに競り掛けて行ったために、芝1600mながら前半3F33秒9の極端なハイペースとなりました。4~5F目でやや緩んでいるものの、2歳戦としては十分なハイペースです。 その流れに乗じて、出遅れて後方からのレースになった馬たちが上位に台頭。その中でも後方からレースを進めたシェーングランツはかなり展開に恵まれました。確かに阪神ジュベナイルFは、ペースが上がりやすい舞台ですが、前哨戦で展開が嵌って能力を出し切ったタイプは次走での大きな上積みがないので、馬券上は消して妙味でしょう。 ★レベル2位タイ 2018年 ファンタジーS (PP指数12pt) アルテミスS組と比べるとメンバーは落ちるものの、前がペースを平均ペースくらいまで引き上げ、縦長の隊列に持ち込んでくれたことで、各馬が大きく折り合いを欠くことなく、大きな不利もなかったために、それなりの指数が出ました。 優勝馬ダノンファンタジーは、新馬戦では敗れた相手がグランアレグリアということで仕方がないですが、その後、慎重に相手の弱いところを狙って出走させてきた陣営のファインプレーでもあり、人気ほどの信頼が置けないのも事実。成長力が求められるところでしょう。 ★レベル5位タイ 2018年 サフラン賞 (PP指数10pt) 好スタートを切ったコントラチェックのハナをレッドアネモスが叩いて、しっかりとハナを取り切ると、一旦ペースを落として、直線再びスパート。直線序盤で2番手まで上がっていた、コントラチェックもそれを追い駆けたものの、クビ差及ばずの2着。 レッドアネモスは逃げて一気にパフォーマンスを上昇させてきましたが、新馬戦では2番手でレースを進めて優勝しているように、折り合いもつく馬。このレースでもコントラチェックに次ぐ、メンバー2位の上がり3Fでまとめられていただけに、穴馬ならばこの馬でしょう。 ★レべル5位タイ 2018年 赤松賞 (PP指数10pt) 新馬戦で逃げ切り勝ちしたジョディ―が、陣営の指示通りに逃げて優勝。ジョディーはテンのダッシュ力はそこまで速いほうではありませんが、ハナへ行き切ってこその馬。しかし、このレースは逃げ馬不在で、割と楽にハナを奪い、自分の型に持ち込めたことも確か。今回も楽に逃げられれば面白いですが、同型との兼ね合いが鍵となるでしょう。 ○まとめ 成長比べの2歳戦において、前走で大敗している馬はよほどの敗因がないと巻き返してこれません。過去10年の優勝馬を見ても前走の勝ち馬か、重賞連対馬でした。2着馬ならば、前走で多少負けていたとしても巻き返せていますが、それらは全て前走で不利なレースをしている馬たちの巻き返しでした(該当馬は、2010年のホエールキャプチャ、2015年のウインファビラス)。つまり、本命馬には“前走1着馬”が好ましいでしょう。 よって、◎には、新馬戦、アイビーSを連勝した(9)クロノジェネシスを推します。この馬は超々スローペースの小倉芝1800mの新馬戦では4番手でレースを進めて、直線では前がどんどん加速していく流れを、ラスト1Fで一気に伸びて差し切り勝ち。ゴールした後もまだ伸びているようなレースぶりで、かなりの余裕を感じさせました。また、次走のアイビーSも前記したように、高い素質が窺える内容での勝利。今回のメンバーでは、この馬が一番素質が高いと見ているので、ここは素直に本命としました。 ○は、超々スローペースの東京芝1600mの新馬戦では、逃げたジョディ―に先着を許したものの、その後の未勝利戦、クローバー賞を連勝の(7)ウインゼノビア。前走のアルテミスSは、一転して前が厳しい流れ。3~4コーナーの外から動いて、早め先頭に立ったこの馬は、上位馬の中でも一番厳しいレースをしているので、対抗評価。また、昨日のエリカ賞で、アルテミスS3着馬エールヴォアが勝利しているように、アルテミスSは強豪が揃った一戦でもありました。 ▲は、前走のサフラン賞を制して2戦2勝の(12)レッドアネモス。この馬は先行力もあって、決め手も上位クラス。単なる逃げ馬というよりは、どこからでも動けるタイプと見ているので、3番手評価です。 以下特注馬として、上昇一途の(5)メイショウショウブ。前記したように、前走のデイリー杯2歳Sは強い内容。しかし、前々走で厳しい流れのダート戦を使ったことが、前走のスタミナ強化へと繋がった部分もあるので、その分を狙い下げました。 △に前走・東京芝1600mの新馬戦を、先行策からメンバー最速の上がり3Fを駆使して勝利した(10)タニノミッション。この馬はきょうだいとは異なり、切れる脚が使えるタイプ。前走では最後流していたように、まだ、余裕がありそうなので、今回では買い目に加えたい馬です。 あとはデビュー2戦目のアルテミスSで2着と好走した(11)ビーチサンバ。前記したように、アルテミスSは厳しい流れ。スタートで出遅れて外から位置を上げて行ったわりに、最後まで崩れなかったことを評価しました。 他では新馬戦、アスター賞を連勝した(16)グレイシア。前走のアルテミスSは、前に競り掛けて行ったために11着大敗も、もともとの能力を考えれば、巻き返しがあっても不思議ありません。 最後に(3)プールヴィルと(14)サヴォワールエメも少々。プールヴィルは上昇一途。休養明けのりんどう賞で好走した反動がなければ、ここも走れるでしょう。サヴォワールエメは新馬戦でタニノミッションと同等の指数をマーク。メンバー最速の上がり3Fは3着馬に譲ったものの、ラスト11秒4→11秒1の流れをしっかりと差し切っている点を評価しました。 |
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