Tip coliseum > E.Yamazaki's TipKEIO HAI NISAI STAKES G2 - 4/11/2017 Tokyo11R |
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昨日のファンタジーSは、芝1400mながらコース構造上、前半ペースが上がりづらく、前残りが発生しやすいレースであることをお伝えしました。昨日のファンタジーSは、テンの速いモズスーパーフレアが調教師の指示どおりに逃げることをご遠慮し、前半3F36秒3と中距離戦レベルのスローペースとなり、コーディエライトが逃げて2着に粘りました。 さて、京王杯2歳Sが行われる東京芝1400mはというと、これもまた前半ペースが上がりづらく、前残りが発生しやすいコース構造になっています。東京芝1400mは、スタートして約60mで緩やかに坂を上り、下ったところで最初の3コーナーがあるため、ペースが上がりづらいのです。 確かに京王杯2歳Sは、昨年のモンドキャンノのように、後の朝日杯FSでも通用するような素質馬が出走してくることが多いため、差し切りが決まることも少なくないのも事実。しかし、3年前に11番人気で逃げ切りを決めたセカンドテーブルや一昨年に逃げた7番人気のレッドラウダが2着接戦の4着に粘り込んだことなどが、このレースの本質を物語っています。 先週の日曜日の東京芝コースが最初から不良馬場で、かなり時計の掛かるコンディション。さすがに良馬場で行われた先週土曜日の馬場状態まで回復するのは難しいとは見ています。しかし、前開催の東京はもともとかなりの高速馬場だったことを考えると、通常レベルの高速馬場ではやれるのではないでしょうか。良馬場でありさえすれば、京王杯2歳Sは、前有利の状況は変わらないと見ているので、先行馬を本命にして予想を組み立てます。 前記したようにこのレースは、差し馬のほうが素質が高いことが多く、実際に結果を出していることも少なくない反面、1番人気の差し馬の不発率も半端ではありません。あのオルフェーヴルだって1番人気でぶっ飛んだくらい。オルフェーヴルの生涯成績で見れば「距離不足だった」と言い切れますが、キャリア1~2戦の段階でなんとなくそう思うことはあっても、確信するのは霊感などの怪しい能力を持ていなければ、不可能に近いこと。 つまり、スピード不足の将来の中距離馬やステイヤーを知らずに買ってしまうリスクを減らすためにも、毎度のように過少評価される先行馬から馬券を買って、あわよくば高配当というスタイルを貫くほうがベスト。特に、2歳のこの時期の差し馬は出負け癖があるか、短距離がベストではない馬も混在しているので、よっぽどこの馬はスプリンターと確信が持てる差し馬でなければ、積極的に狙うことをオススメしません。 競馬をギャンブルとして考えた場合に、このレースを人気の差し馬から馬券を買うのは、確信がない前提ならば効率のいい賭け方ではないです。運よく勝ち越したとしても、その次はやられるはず。ちなみにギャンブルの本質は何かというと、もっともリスクの少ない方法で賭けに出るということ。もっともリスクの高い方法で賭けに出るのは、競馬ならばお金を失い続けるということです。 よって、◎には、前走の函館2歳Sを正攻法の競馬で優勝した(6)カシアスを推します。この馬はデビュー2戦目の芝1400mの未勝利戦で大楽勝しているように、芝1400mでもやれる馬。PP指数の能力値も差し馬のタワーオブロンドン次いで2位タイのものをマークしているので。ここは信頼できるでしょう。 ○は、函館2歳S、キーンランドCを優勝したブランボヌールの全弟(9)エントシャイデン。スローペースの新馬戦では出負けして後手に回ったものの、直線一気の差し切り勝ち。経験豊富な馬たちが相手の重賞で1戦1勝馬が通用するのは簡単なことではありませんが、確かな決め手の持ち主なので対抗評価としました。 ▲は、デビュー2戦目のクローバー賞では、3~4コーナーで大外をぶん回したために、最後にダブルシャープに差されたものの、前走のききょうSでは、しっかりと結果を出した(1)タワーオブロンドン。しかし、前走は、前が次々を失速したように、展開に恵まれてパフォーマンスを上昇させたことも確か。この馬は切れるというよりは、いい脚を持続させているところがあり、本来はもっと距離があったほうがいいように感じますが、高い素質と能力を評価して3点目としました。 以下、特注馬として、前走のサフラン賞で、今回穴人気のトーセンアンバーと0.2秒差(4着)の(4)ニシノウララ。豊富なキャリアで大きな上積みが見込めない差し馬のトーセンアンバーよりも、キャリアが浅くまた伸びしろが見込める先行馬のこの馬に穴一発を託しました。 △に芝1400mの新馬戦、ダリア賞を連勝した(5)タイセイプライド。ダリア賞上位馬がその後の活躍が見せられていないことから低レベル説が流れています。しかし、2着馬は連闘策でダリア賞を激走したもの。また、3着馬は、その後長い距離を使っているので、結果が出せていなくても当然でしょう。 ちなみにPP指数上のダリア賞の評価は、函館2歳Sや小倉2歳Sと同等。だからこそ危ういので狙い下げました。この危うさの意味は、新馬戦と比較して走り過ぎているということ。このパターンはダメージが強く出る場合があるので狙い下げました。 他ではダートの新馬戦こそ4着に敗れたものの、、その後は芝路線に転向して上昇一途の(8)アサクサゲンキ。前半3F33秒3-後半3F35秒8のオーバーペースとなった前走の小倉2歳Sを優勝し、◎カシアスと同等の能力値をマークしている点は褒められますが、これまでの行き切るレースぶりから、距離の融通性が乏しいので狙い下げました。 今回、この馬が逃げる可能性が高く、そうなれば展開に恵まれるとは見ていますが、初距離の今回で騎手のコントロール次第となるとリスクを背負います。そもそも武豊騎手自身が、そこまでコントロールが上手い騎手でもないですから(笑)。 あとは、芝1800mでデビューしたものの結果が出せず、距離を短くすることで良さが出た(10)ピースユニヴァース。前走の未勝利戦はクビ差の辛勝でしたが、3着馬につけた差は3馬身。ここでも能力比較で見落とりそないので買い目に加えました。前走と同距離の芝1400mならば通用しても不思議ないでしょう。 |
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