セントライト記念はこれといった傾向のないレース。強いて言うと、中山芝2200mで開催された年は、父にロベルト系種牡馬を持つ馬が〔2・3・2・9〕(複勝率43.8%、複勝回収率131%)と健闘していました。
また、昨年の4回中山芝はアドマイヤベガ、マンハッタンカフェ、ネオユニヴァースなど、今年の4回中山芝はダンスインザダーク、シンボリクリスエス、スペシャルウィークなどといった具合に、この時期の中山芝は、ヘイルトゥリーズン系で中長距離に向く種牡馬の産駒が距離を問わず活躍しています。瞬発力勝負にならないので、早めの仕掛けからそのまま押し切れそうな馬を選びたいところです。
本命は蛯名正義騎手とナカヤマフェスタのコンビ。人馬とも中山替わりはプラスでしょうし、過去のセントライト記念を見ても、単勝5番人気以内、かつ日本ダービーに出走した馬は〔3・4・2・7〕(複勝率56.3%)とまずまず安定しています。休み明けでもこのメンバーなら格好をつけてくれるハズです。相手本線は前走が好内容だったアドマイヤメジャー、実績上位でこの舞台も合いそうなマッハヴェロシティ。
※ジョッキーのデータ、傾向は特に断りのない限り過去3年間が集計対象。レースのデータ、傾向は特に断りのない限り2000年以降が集計対象。
※☆=強調材料が目立つ馬、★=懸念材料が目立つ馬 |