Pro tipster MAX > N.Okamura's TipTENNO SHO(SPRING) G1 - 28/4/2024 Kyoto11R
N.Okamura 's Tip  Latest tips>>
28 Apr 2024 Kyoto 15:40
11R TENNO SHO(SPRING) G1
Turf 3200m Special Weight
Added Money (JPY) 220.0M 88.0M 55.0M 33.0M 22.0M

Required Gold(VIP member) 900G
Required Gold(Normal member) 1800G
Place BN HN Horse Name Sex/Age Weight Jockey Odds Tip Mark
What's TIP MARK?
◎ 1st Pick
○ 2nd Pick
▲ 3rd Pick
△ Good
× OK
Short Comment
1 7 14 T O Royal M6 58.0 Y.Hishid 2.8
2 3 5 Blow the Horn M5 58.0 A.Sugawa 8.8
3 3 6 Deep Bond M7 58.0 H.Miyuki 27.5
4 8 17 Smart Phantom M4 58.0 M.Iwata 185.3
5 2 4 Warp Speed M5 58.0 K.Miura 39.8
6 5 10 Savona M4 58.0 K.Ikezoe 45.7
7 4 7 Tastiera M4 58.0 J.Moreir 7.9
8 7 15 Meisho Breguet M5 58.0 M.Sakai 238.0
9 4 8 Gold Princess F4 56.0 K.Taguch 178.9
10 2 3 Plume d'Or F6 56.0 R.Wada 141.6
11 7 13 Scar Face M8 58.0 F.Matsuw 410.1
12 1 1 Saliera F5 56.0 Y.Take 7.5
13 6 11 Matenro Leo M5 58.0 N.Yokoya 48.7
14 8 16 Chuck Nate G6 58.0 K.Samesh 39.8
15 6 12 Durezza M4 58.0 K.Tosaki 2.8
16 5 9 Silver Sonic M8 58.0 M.Demuro 34.6
Scr 1 2 Hindu Times G8 58.0 T.Danno --
FF 8 18 Hapi M5 58.0 S.Hamana 199.1

Comment

ラップギアコース適性値【瞬5平4消1】に近い比率の馬が有利
番馬名   【ラップギア】瞬発指数
01サリエラ 【瞬4平1消0】107
02ヒンドゥタ【瞬6平3消0】100
03プリュムド【瞬2平5消0】103
04ワープスピ【瞬4平3消0】105
05ブローザホ【瞬3平5消0】107
06ディープボ【瞬1平6消2】108
07タスティエ【瞬3平2消0】112
08ゴールドプ【瞬0平4消0】105
09シルヴァー【瞬4平3消1】108
10サヴォーナ【瞬4平3消0】106
11マテンロウ【瞬1平3消1】104
12ドゥレッツ【瞬3平2消1】111
13スカーフェ【瞬3平3消2】101
14テーオーロ【瞬4平4消0】111
15メイショウ【瞬3平4消1】 99
16チャックネ【瞬2平3消1】106
17スマートフ【瞬4平1消0】105
18ハピ   【瞬4平2消0】105



 過去には純粋なスタミナくらべとも言われていた天皇賞(春)ですが、2000年以降辺りからは『スローからの瞬発力勝負になった』と言われるようになりました。しかしその認識は正しくないかもしれません。現在の天皇賞(春)は『スローからの瞬発力勝負』ではなく、『単に上がりの速い勝負』なのです。30年前、20年前の天皇賞(春)と比較して、前半(たとえば前半1000m)がスローになったという事実はどこにもありません。

 もちろんそれは天皇賞(春)に限らず、JRA競走の、ありとあらゆる すべてのレースにおいて言えることでもあります。まず第一に競走馬の全体的なレベルアップ、そして体調管理や調教技術の進歩、加えて芝コースの整備など。こういった事象、とりわけ注目されるのは上がり3ハロンのタイムなのですが、上がり3ハロンに限らず、競馬のレースはすべて、タイムは昔より格段に速くなっています。

 それらを考慮した上で、現代の天皇賞(春)が昔と同程度の前半1000mタイムであれば、それは現代においてのスローペースだと言えるのでしょう。しかしそれも違います。30年前、20年前の天皇賞(春)と比較して、前半タイムだけを比較しても天皇賞(春)は格段に速くなっているのです。5年ごとに過去10年を平均して約0.5秒ずつのペースアップ。これこそが現代の天皇賞(春)。決して『スローからの瞬発力勝負』ではないのです。

■天皇賞(春)、前半1000mの通過タイム
1986年 62秒5
1987年 62秒1
1988年 61秒6
1998年 61秒7
1990年 64秒6
1991年 62秒5
1992年 62秒3
1993年 61秒9
1994年 64秒1
1995年 63秒7
1996年 61秒7
1997年 62秒0
1998年 63秒4
1999年 60秒9
2000年 60秒9
2001年 58秒3
2002年 65秒7
2003年 61秒4
2004年 61秒9
2005年 62秒8
2006年 60秒3
2007年 60秒3
2008年 61秒1
2009年 60秒2
2010年 60秒7
2011年 64秒2
2012年 60秒0
2013年 59秒4
2014年 61秒7
2015年 61秒4
2016年 61秒8
2017年 58秒3
2018年 60秒1
2019年 59秒8
2020年 63秒0
2021年 59秒8
2022年 60秒5
2023年 59秒7
※1994,2021,2022年は阪神競馬場での施行。

 しかし前半のタイムが速くなったこと以上に、上がりの時計が速くなっているのが、近年の天皇賞(春)の特徴。京都競馬場芝コース外回りは、3コーナーから4コーナーにかけて上り坂と下り坂があり、かつては『京都の坂はゆっくりのぼって、ゆっくりくだれ』という話もあったのですが、その訓示は すでに過去のモノになっていますね。

 スローペースでもなく、瞬発力勝負でもなく、それでいて『スローからの瞬発力勝負』ではないかと囁かれるほどの上がりの速さ。つまりはこの『上がりの速さ』こそが現代の天皇賞(春)を予想する上での核になると考えています。

 実際に1992年、メジロマックイーンが連覇していたころの天皇賞(春)は純粋なスタミナくらべのレースでした。それ以前、ミホシンザンやタマモクロスの時代もふくめて、天皇賞(春)は36秒台の上がりタイムを要するレース。すこし馬場が渋れば、たとえ現役最強級の馬でも38秒以上の上がりを要するレースだったのです。

 しかし時は流れ、現代の天皇賞(春)。たとえどんなペースで流れようと、36秒台で上がってくるような馬では話になりません。たとえば過去10年の天皇賞(春)、勝ち馬の『レース前1~3着時の上がり3ハロン中央値』の平均は34秒6となっています。

 この『1~3着時の上がり3ハロン平均』、1992年メジロマックイーンの頃は平均が36秒台だったのですが、2000年テイエムオペラオーの頃は35秒台後半、2007年メイショウサムソンの頃は35秒台前半と高速化が進み、2011年からの過去10年ではついに34秒台の34秒6ということになりました。前半1000mのペースが5年ごとに平均して約0.5秒ずつアップしているのに加え、上がり3ハロンのタイムはそれを上回る速度で高速化しているということです。

■歴代天皇賞(春)勝ち馬、出走前1~3着時の上がり3ハロンタイム中央値
1991年 メジロマックイーン 35秒6
1992年 メジロマックイーン 36秒8
1993年 ライスシャワー   36秒7
1994年 阪神
1995年 ライスシャワー   36秒5
1996年 サクラローレル   35秒1
1997年 マヤノトップガン  35秒6
1998年 メジロブライト   34秒8
1999年 スペシャルウィーク 35秒4
2000年 テイエムオペラオー 35秒3
2001年 テイエムオペラオー 35秒3
2002年 マンハッタンカフェ 35秒2
2003年 ヒシミラクル    36秒2
2004年 イングランディーレ 36秒8
2005年 スズカマンボ    34秒4
2006年 ディープインパクト 34秒0
2007年 メイショウサムソン 35秒1
2008年 アドマイヤジュピタ 35秒0
2009年 マイネルキッツ   35秒0
2010年 ジャガーメイル   35秒1
2011年 ヒルノダムール   34秒7
2012年 ビートブラック   34秒9
2013年 フェノーメノ    34秒1
2014年 フェノーメノ    34秒2
2015年 ゴールドシップ   35秒2
2016年 キタサンブラック  34秒8
2017年 キタサンブラック  34秒8
2018年 レインボーライン  34秒7
2019年 フィエールマン   34秒2
2020年 フィエールマン   34秒3
2021年 阪神
2022年 阪神
2023年 ジャスティンパレス 34秒5
※該当年天皇賞(春)出走前の成績から算出。
※JRA芝のレースのみ集計。
※中央値とは、順位が中央である値。データを小さい順(または大きい順)に並べ、真ん中に来る値のこと。こういった場合には平均値よりも中央値が相応しいのではないかと。たとえば『2、3、85』の平均値は30、中央値は3になります。

 上記のとおり、近年の天皇賞(春)の勝ち馬は、2015年ゴールドシップを除くすべてが『1~3着時の上がり3ハロン中央値』が34秒1~34秒9のレンジに入っています。そして、そういった観点で近年の天皇賞(春)勝ち馬一覧を見てみると、2005年13番人気1着スズカマンボが34秒4、2009年12番人気1着マイネルキッツは35秒0、2011年7番人気1着ヒルノダムールも34秒7で、2012年14番人気1着ビートブラックにしても芝のレースに限れば34秒9。ともすれば(イメージ的に)速い上がりが使えないように見えた人気薄の勝ち馬たちでさえも、ちゃんとその辺りに好走レンジを持っていたのです。

 この数値が速ければ速いほど良いという訳でもないのですが、現代の天皇賞(春)は上がりのスピード勝負。基準を下回る馬はスピード的に厳しいと見て、初手からバッサリと切り捨てて行きたいと考えています。しかし こうして見ると、G1・6勝馬 ゴールドシップが なかなか天皇賞(春)を勝てなかった理由も浮き彫りになってきますね。

■2024年 天皇賞(春)出走馬予定、1~3着時の上がり3ハロンタイム中央値
(1)サリエラ      33秒8 ○
(12)ドゥレッツァ    34秒4 ○
(17)スマートファントム 34秒4 ○
(2)ヒンドゥタイムズ  34秒5 ○
(10)サヴォーナ     34秒6 ○
(14)テーオーロイヤル  34秒6 ○
(7)タスティエーラ   34秒7 ○
(13)スカーフェイス   34秒8 ○
(8)ゴールドプリンセス 34秒9 ○
(11)マテンロウレオ   34秒9 ○
(3)プリュムドール   35秒1 ×
(16)チャックネイト   35秒2 ×
(4)ワープスピード   35秒3 ×
(15)メイショウブレゲ  35秒3 ×
(9)シルヴァーソニック 35秒4 ×
(5)ブローザホーン   35秒6 ×
(6)ディープボンド   35秒6 ×
(18)ハピ        芝出走なし

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もうひとつ重要なのは、脚質です。天皇賞(春)勝ち馬に要求されるのは『距離を恐れない先行力』。距離に不安をもって直線まで仕掛けを待つような馬ではなく、3200メートルでも強気に乗られることが必須条件なのです。

言ってしまうと1986年以降、過去34年の天皇賞(春)、前走で4角7番手以下だった勝ち馬は1995年ライスシャワー(前走4角7番手)、1996年サクラローレル(前走4角8番手)、2003年ヒシミラクル(前走4角10番手)と2005年スズカマンボ(前走4角7番手)の4頭しか存在しません。38年で4頭、つまりは「10年に1頭」ぐらいしか勝てていないのです。しかも『4角5番手とか6番手』の馬も決して多くはなく、ベストは『前走4角4番手以内』。

■2024年 天皇賞(春)出走馬、前走4角位置
(11)マテンロウレオ   1番手 ○
(1)サリエラ      3番手 ○
(6)ディープボンド   3番手 ○
(14)テーオーロイヤル  3番手 ○
(16)チャックネイト   3番手 ○
(7)タスティエーラ   4番手 ○
(4)ワープスピード   5番手 △
(5)ブローザホーン   5番手 △
(8)ゴールドプリンセス 5番手 △
(12)ドゥレッツァ    5番手 △
(3)プリュムドール   7番手 ×
(9)シルヴァーソニック 7番手 ×
(10)サヴォーナ     7番手 ×
(17)スマートファントム 7番手 ×
(2)ヒンドゥタイムズ  9番手 ×
(18)ハピ        10番手 ×
(13)スカーフェイス   11番手 ×
(15)メイショウブレゲ  11番手 ×

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ここまでの話をまとめると、下表のように。
(1)サリエラ      ○○
(2)ヒンドゥタイムズ  ○×
(3)プリュムドール   ××
(4)ワープスピード   ×△
(5)ブローザホーン   ×△
(6)ディープボンド   ×○
(7)タスティエーラ   ○○
(8)ゴールドプリンセス ○△
(9)シルヴァーソニック ××
(10)サヴォーナ     ○×
(11)マテンロウレオ   ○○
(12)ドゥレッツァ    ○△
(13)スカーフェイス   ○×
(14)テーオーロイヤル  ○○
(15)メイショウブレゲ  ××
(16)チャックネイト   ×○
(17)スマートファントム ○×
(18)ハピ        ××

条件をクリアするにしても(1)サリエラの33秒8や 前走逃げの(11)マテンロウレオのような極端なものは好ましくないと考えると、(7)タスティエーラ、(12)ドゥレッツァと(14)テーオーロイヤル……普通に人気の3頭ですかね。格の高いレースで 前のほうに位置取って、しかも速い上がりが使える というのなら人気になって当然ということでしょう。

ダービーで◎を打った(7)タスティエーラですが(4番人気1着)、菊花賞でも本命に推したように(2番人気2着)、本質的には瞬発力より持久力で競り落とす長距離タイプと見ています。その菊花賞では(12)ドゥレッツァ、と言うよりもルメール騎手の奇襲に遭っての2着だったのですが、これは点数を付けるなら120点の神騎乗に屈した形。

レベル低めの世代とは言え、有馬記念6着は このメンバーに入れば十分に誇れる着順(しかも挟まれる不利があった)。見た感じ長距離馬の負け方でもあり、前走の大阪杯は単純に距離不足。菊花賞での貸しを返してもらうべく、ふたたび ヒタイのハートマークが可愛い馬・(7)タスティエーラで勝負します。


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※【ラップギア】とは、各レースラップのラスト4ハロンのみに注目した適性分析です。JRA発表のラップタイムを一定の公式に当てはめ、誰でも簡単に算出することができます。数値が大きければ良いというものではなく、コース適性値と“比率”の近い馬が有利だと考えられます。

※ 瞬発指数は、“走破タイム”を一切考慮せず、ラップタイムを一定の公式に当てはめて算出した競走馬の能力値です。数値は全階級に対しての絶対値であり、下限70~上限130辺りだと考えられます。競走馬の能力は変動相場であり、1走ごとに変化します。

Sure Tip

Today's Kyoto Sure Tip

Combination

Win Normal 7 10,000JPY

Total Betting

Betting:10000JPY  Payout:0JPY  Winnings:-10000JPY

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