Pro tipster MAX > N.Okamura's TipTAKARAZUKA KINEN G1 - 28/6/2020 Hanshin11R
N.Okamura 's Tip  Latest tips>>
28 Jun 2020 Hanshin 15:40
11R TAKARAZUKA KINEN G1
Turf 2200m Special Weight
Added Money (JPY) 150.0M 60.0M 38.0M 23.0M 15.0M

Required Gold(VIP member) 100G
Required Gold(Normal member) 200G
Place BN HN Horse Name Sex/Age Weight Jockey Odds Tip Mark
What's TIP MARK?
◎ 1st Pick
○ 2nd Pick
▲ 3rd Pick
△ Good
× OK
Short Comment
1 8 16 Chrono Genesis F4 56.0 Y.Kitamu 4.1
2 7 14 Kiseki M6 58.0 Y.Take 14.2
3 6 12 Mozu Bello M4 58.0 K.Ikezoe 106.1
4 3 5 Saturnalia M4 58.0 C.Lemair 2.4
5 5 10 Meisho Tengen M4 58.0 K.Matsuy 206.2
6 6 11 Lucky Lilac F5 56.0 M.Demuro 4.9
7 3 6 Tosen Surya M5 58.0 K.Yokoya 150.2
8 1 1 Tosen Cambina M4 58.0 S.Hamana 83.8
9 7 13 Danburite G6 58.0 F.Matsuw 82.9
10 4 8 Red Genial M4 58.0 M.Sakai 169.0
11 7 15 Stiffelio M6 58.0 H.Miyuki 53.7
12 8 17 Cadenas M6 58.0 K.Samesh 82.5
13 4 7 Wagnerian M5 58.0 Y.Fukuna 19.8
14 5 9 Admire Alba G5 58.0 A.Nishim 526.4
15 1 2 Persian Knight M6 58.0 R.Wada 149.5
16 8 18 Blast Onepiece M5 58.0 Y.Kawada 9.9
17 2 3 Glory Vase M5 58.0 D.Lane 10.7
18 2 4 African Gold G5 58.0 K.Fujii 413.5

Comment

ラップギアコース適性値【瞬4平5消1】に近い比率の馬が有利
番馬名   【ラップギア】瞬発指数
01トーセンカ【瞬4平4消0】110
02ペルシアン【瞬5平3消0】109
03グローリー【瞬5平1消0】117
04アフリカン【瞬6平0消0】 99
05サートゥル【瞬7平0消0】119
06トーセンス【瞬6平4消0】105
07ワグネリア【瞬5平1消0】114
08レッドジェ【瞬1平1消0】103
09アドマイヤ【瞬5平3消0】 97
10メイショウ【瞬2平3消0】102
11ラッキーラ【瞬7平2消0】117
12モズベッロ【瞬3平3消1】110
13ダンビュラ【瞬3平2消1】106
14キセキ  【瞬4平4消0】111
15スティッフ【瞬3平8消1】107
16クロノジェ【瞬5平2消0】116
17カデナ  【瞬5平1消1】101
18ブラストワ【瞬4平1消2】116



 宝塚記念は脚の遅い馬が有利。

 競馬は脚の速さを競う競技であり、こう言ってしまうと奇異に感じるかもしれませんが、そういったレースは確かに存在します。その代表格が(過去10年)『1~3着馬の上がり3ハロンタイム平均』が35秒0の有馬記念であり、そしてそれ以上に35秒5の宝塚記念なのであります。

■宝塚記念(過去13年)1~3着馬の上がり3ハロンタイム
2007年1着アドマイヤムーン 36秒2
2007年2着メイショウサムソン36秒6
2007年3着ポップロック   36秒5
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2008年1着エイシンデピュティ37秒3
2008年2着メイショウサムソン36秒9
2008年3着インティライミ  37秒2
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2009年1着ドリームジャーニー34秒3
2009年2着サクラメガワンダー35秒0
2009年3着ディープスカイ  34秒8
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2010年1着ナカヤマフェスタ 35秒8
2010年2着ブエナビスタ   36秒3
2010年3着アーネストリー  36秒6
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2011年1着アーネストリー  35秒1
2011年2着ブエナビスタ   34秒5
2011年3着エイシンフラッシュ34秒7
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2012年1着オルフェーヴル  34秒7
2012年2着ルーラーシップ  35秒4
2012年3着ショウナンマイティ35秒0
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2013年1着ゴールドシップ  35秒2
2013年2着ダノンバラード  36秒2
2013年3着ジェンティルドンナ35秒9
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2014年1着ゴールドシップ  35秒2
2014年2着カレンミロティック35秒8
2014年3着ヴィルシーナ   36秒3
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2015年1着ラブリーデイ   34秒8
2015年2着デニムアンドルビー34秒0
2015年3着ショウナンパンドラ34秒7
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2016年1着マリアライト   36秒3
2016年2着ドゥラメンテ   36秒1
2016年3着キタサンブラック 36秒8
--------------------------------
2017年1着サトノクラウン  35秒4
2017年2着ゴールドアクター 35秒4
2017年3着ミッキークイーン 35秒5
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2018年1着ミッキーロケット 35秒8
2018年2着ワーザー     35秒3
2018年3着ノーブルマーズ  36秒1
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2019年1着リスグラシュー  35秒2
2019年2着キセキ      35秒8
2019年3着スワーヴリチャード35秒7

 上がりのタイムが遅い = 宝塚記念のレベルが低いという意味ではなく、そういった質のレースもあるのだと認識してください。天皇賞(秋)やジャパンカップのように、上がり3ハロンを33秒台で勝つような馬ではなく、34秒、35秒になるような厳しい流れで好走するような馬に有利なレース。すなわち宝塚記念は『脚の遅い馬が有利』なレースという論法です。

 競馬がタイムトライアル競技でない以上、『脚が遅い』というのは必ずしも欠点でありません。たしかに上級クラスで走る馬は大抵速い脚を持つものではあるのですが、それがすべてだと言うのなら、生涯1~3着好走時の上がり平均が35秒3であったゴールドシップの強さはどう説明できるのでしょうか。

 一般論として『脚が遅い馬』は上がりの速いレースには対応できませんし、『脚の速い馬』は上がりのかかるタフな流れに音を上げてしまいます。だからこそ二極化した現在の競馬において、適性考察が重要になってくるのです。

 ちなみに天皇賞(秋)やジャパンカップ『1~3着馬の上がり3ハロンタイム平均』は34秒ソコソコ。これらのレースと宝塚記念は同じG1でも対極に位置すると考えられ、ゴールドシップが宝塚記念を得意とし、東京G1を苦手としていた解はここに求めるべきだと考えています。



 では、どういった馬が上がりのかかるタフな流れに強いのでしょうか。そこでひとつの基準として考案したのが、出走予定の各馬『1着~3着時の上がり3ハロン平均』タイムというものです。今回も1頭ずつ調べていったので、それを一覧にしてみましょう。

ラッキーライラック 34秒0
ペルシアンナイト  34秒1
クロノジェネシス  34秒2
ワグネリアン    34秒2
トーセンカンビーナ 34秒3
アフリカンゴールド 34秒4
アドマイヤアルバ  34秒4
カデナ       34秒4
サートゥルナーリア 34秒4
ブラストワンピース 34秒4
キセキ       34秒6
グローリーヴェイズ 34秒7
トーセンスーリヤ  34秒8
ダンビュライト   35秒0
モズベッロ     35秒0
スティッフェリオ  35秒3
レッドジェニアル  35秒3
メイショウテンゲン 35秒7
※不良馬場などによる異常値を緩和するため、最速値と最遅値を除いての平均(トリム平均)

 もちろん宝塚記念においても、この数値が遅ければ遅いほど良いという話でもありません。もしそうだと言うなら、直線で歩くほうか良い、いやいやむしろ全力で逆走すべきだという話になってしまいますので(笑)

 こうして数値を出すと、どうしても気になってしまうのは平均34秒0で好走している(11)ラッキーライラックの存在です。過去には上がり32秒8の驚速でエリザベス女王杯(G1)を差し切った馬。一時の不調期はともかく、好調期も上がり34秒を切るレースで勝利し、34秒以上を要すレースで惜敗という傾向がハッキリと現れています。

 速すぎる馬、34秒0の(11)ラッキーライラックを筆頭に、今年の宝塚記念も速い脚を使える馬が上位人気を占めることになりそうです。それこそが宝塚記念の難しさ、馬券的な面白さに繋がっているのでしょう。



……と、ここまで書いた時点ではパッと見、34秒0(11)ラッキーライラックに限らず、34秒2(16)クロノジェネシス、34秒4(5)サートゥルナーリア、人気上位3頭全部危険なのではないかと見えたのですが、どう考えても再考が必要なのが永遠の2~3番手とも呼ばれている(16)クロノジェネシスの存在。

上がり33秒3のエリザベス女王杯で(11)ラッキーライラックに2馬身以上の遅れをとった同馬ですが、34秒0で上がってきた大阪杯での差はクビ差ほど。思えばデビュー当時から瞬発力に欠けるレース振りで、いくら強くても桜花賞&オークスは用ナシだと思っていた馬でした。

(瞬発力勝負必至の)桜花賞3着にまず驚かされ、続いて(これまた瞬発力勝負必至の)オークス3着に再び驚かされたものですが、向かない流れ、速い上がりでもソコソコ走れていたのは、ひとえにこの馬の基礎能力の高さゆえではないかと。

もし「桜花賞&オークスでは用ナシ」という見立てが正しかったのであれば、宝塚記念のよう上がりの掛かるG1こそが、この馬向きのレースであるはずです。ここは信念の大本命。秋華賞のようなレースで、適性的にはリスグラシューを彷彿とさせる秋華賞馬(16)クロノジェネシスの(オプション能力である瞬発力を付加させない)基礎性能が火を噴きますぜ。


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※【ラップギア】とは、各レースラップのラスト4ハロンのみに注目した適性分析です。JRA発表のラップタイムを一定の公式に当てはめ、誰でも簡単に算出することができます。数値が大きければ良いというものではなく、コース適性値と“比率”の近い馬が有利だと考えられます。

※ 瞬発指数は、“走破タイム”を一切考慮せず、ラップタイムを一定の公式に当てはめて算出した競走馬の能力値です。数値は全階級に対しての絶対値であり、下限70~上限130辺りだと考えられます。競走馬の能力は変動相場であり、1走ごとに変化します。





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再掲載特別付録コラム:なぜ単勝なのか。

馬券の正式名称が『勝馬』投票券(かちうまとうひょうけん)なので。……というのは半分冗談で、ひとことで言うと馬券成績を記す上で、運に頼りたくないからです。早い話、2着とか3着を当てるという行為は、運の要素が強いと私は思っているのですよ。

たとえば1986年以降のJRA全レースで『5戦連続1着』になった馬は84頭いるのですが、5戦連続3着とか5戦連続4着馬などは下記のとおり、ほとんど存在しなくなります。これが何を意味するのかと言うと、着順が下になるほど運の要素の絡んでいるということだと思うのです。

■5戦連続で同じ着順になった馬
5戦連続1着馬 84頭
5戦連続2着馬 101頭
5戦連続3着馬 18頭
5戦連続4着馬 14頭
5戦連続5着馬 9頭
5戦連続6着馬 9頭
5戦連続7着馬 8頭
5戦連続8着馬 5頭
5戦連続9着馬 0頭

5戦連続2着馬は1着馬より多い101頭なのですが、ご存じのとおりJRA競馬は勝ち上がり方式。格上挑戦を除く、ほとんどの2着以下は同じクラス(もしくは降級)で走り続けるのに対し、1着馬は前走より強い相手と対戦することになるわけで、『5戦連続1着の難易度』は『5戦連続2着』の2倍~3倍以上なのではないかと考えられます。

繰り返しますが、2着になるか3着になるか4着になるかなんて、結構“運次第”だと思うのですよ。だから2着馬や3着馬のことを考える余裕があるなら、その時間や労力をもっと1着馬の予想に向けるべき。ゆえに私の馬券予想は単勝中心なのです。

たとえば○や△の印を打つとき、◎を決める時と同等の深さで思考していますか? ◎にくらべると、わりと適当に決めてませんか?

あと、ワイドや複勝を除く賭式は、同着を除くと基本的に当たる馬券は1点だけ。2点目以降はハズレることを前提に買うことになるのです。押さえや保険的馬券は言うに及ばず、多くの場合、2点目以降は無駄無駄無駄なのですよ。たとえトリガミでも押さえが当たらなきゃ資金が回らないという話も聞きますが、それは予想に自信が無いところから発生する理論なのではないかと思うのです。

※2019年4月14日コラムの加筆、再掲載です
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Sure Tip

Today's Hanshin Sure Tip

Combination

Win Normal 16 10,000JPY 16 410JPY Hit!

Total Betting

Betting:10000JPY  Payout:41000JPY  Winnings:31000JPY

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