Pro tipster MAX > N.Okamura's TipELM STAKES G3 - 13/8/2017 Sapporo11R |
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夏の札幌、ダートの名物レースとして定着しているエルムステークス。しかし実は9月下旬→8月下旬と微妙に施行時期が移っており、2014年は7月終わりの開催。そして2015年からは8月中旬と、微妙に施行時期が変わっている。こういうのは季節感が狂って困るんだよね。 過去のエルムSを見てみると、勝ち馬のほとんどが3番人気以内であることに気付く。かなり堅目のレースなのだろう。さらに特徴的なのが、極端な先行有利。「シーサイドS」という名称だった1996年の第1回から、勝ち馬19頭はすべて4角5番手以内。さらに言うと、第2回勝ち馬バトルラインの「4角5番手」を除く18頭が4角4番手以内だった。 その原因を調べていくと、どうやらそんなにペースが上がらないことが理由ではないかと思われる。ダート中距離の重賞としてはかなりユッタリと流れている感じだ。スローで流れれば、最後に問われるのは持久力ではなく瞬発力。“先行力と瞬発力をあわせ持つ人気馬”がエルムSの勝ち馬像だと考えられる。 今年のエルムSには前年の1着~3着馬、(6)リッカルド、(11)クリノスターオーと(10)モンドクラッセが出走を予定しているのだが、どれも単勝10倍を越えそうな雰囲気。それというもの(4)テイエムジンソクの存在があるからだろう。 しかしその(4)テイエムジンソク、たしかに映像的には凄かったのだが、ラップ的には実はそう大したものでもない。圧勝の連続で最後は緩めているので~~と言われるかもしれないが、瞬発指数は最後の直線ではなく、“その前の段階”での脚色を評価する指数。最後緩めたとか、追わなかったとか、そういうのは関係ないのだ。 (4)テイエムジンソクは、指数的にはそんなに抜けていない。と言うか、1位でもない。【瞬4平5消2】のラップギア適性値からも、(4)テイエムジンソクが瞬発力で勝負する馬とは思えない。ならば【瞬6平4消1】と瞬発力のある人気馬、先行力もある(9)ピオネロのほうがエルムSの最適解になるのではないだろうか。 |
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