Pro tipster MAX > N.Okamura's TipFALCON STAKES G3 - 18/3/2017 Chukyo11R |
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かつては年間7レース以上施行がされていた2~3歳限定の1200m重賞も、このファルコンSが距離延長されてからは函館、小倉2歳Sの2レースだけに。近年、若齢のトップ・スプリンターは、いやおうなしに1400m以上への対応を求められるレース体系になっている。 それでも一縷の望みを託し、ファルコンSにはスプリンターが毎年大挙出走。しかし直線の長い中京競馬場でもあり、現条件になってからの勝ち馬はすべて1200mとは縁もゆかりも無いタイプ。距離の壁は想像以上に高いようだ。 ストレートに、これこそがファルコンS予想の肝だと考える。他場の1200mと1400m以上に差が出る、中京コースの特性。それに付随して瞬発戦、それして先行力ではなく末脚の力。この3点を軸に考えると、16頭立てとは言え、かなりのところまで絞られてくるはずだ。 まず1200m戦を勝っている馬は割り引きが必要。この辺りはもはや広く知れ渡るところで、こういったタイプが人気になることさえ少なくなってきたのだが、(13)マイネルバールマン、(3)ジャッキー、(8)デスティニーソング、(5)メイソンジュニア辺りはソコソコ穴人気かな。 次にラップギア適性値。これができれば【瞬1平1消0】ではなく【瞬2平0消0】のような、ハッキリとした瞬発適性が欲しいところ。人気どころでは 【瞬1平1消0】(12)ナイトバナレット 【瞬1平0消1】(10)ボンセルヴィーソ 【瞬1平1消0】(9)コウソクストレート 【瞬1平1消0】(4)ジョーストリクトリ 【瞬0平0消4】(1)ラニカイサンデー 辺りが引っ掛かってくる。この中で瞬発戦の500万下を勝っているのは(9)コウソクストレートと(4)ジョーストリクトリの2頭だけだ。しかしその2頭にしても、レース映像を見ると特に瞬発力があるようには見えないのが困りどころ。 なれぱこそ、ここで炸裂するのが必殺の(14)メイショウオワラ。有名なミスエルテの新馬戦、絶好の手応えからまったく伸びずに9着に敗れていた馬だ。それが一転、2ヵ月後の未勝利戦では好位からアッという間に抜け出しての完勝。その未勝利戦で(岡村が)確勝を期して◎を打ったメイズオブオナーに最後はクビ差まで詰め寄られたものの、抜け出すときの反応の良さにはちょっと驚かされた覚えがある。 重馬場とはいえ、レベルの高い未勝利戦、1600mからの臨戦、末脚に自信のある瞬発馬。一応の条件はそろっている。松本好雄オーナー(メイショウ)ゆかりの牝系で、近親にも大した活躍馬はおらず、人気は間違いなく薄いはず。単勝100倍?超えるかな? |
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