予想されるベストの適性値は「037」で、消耗戦を想定。
脚質的には先行馬が55%優勢。
芝1200mの割に33秒台で行ける馬が少なく、重賞としてはやや緩い流れ。ただ、それでも(4)カノヤザクラには速すぎるか。今日はずっと(4)カノヤザクラがどれぐらいのペースで追走するのかを考えていたのだが、やはりいつも通り中団から後方の位置取りか。
連覇を飾ったアイビスSDは割と前半から飛ばして行ったのだが、それはあくまで1000m用のレースぶり。1200mでそこまで積極的な競馬を見せたことはほとんどない。要は2008セントウルS(1着)のような競馬ができれば良いのだが、それを望んで、そういった競馬をしてくれる可能性が高いとは、どうしても思えなかったのだ。
逆に1400mでは控える競馬が多くなるものの、1200mなら積極的な競馬を見せるのが(6)メリッサという馬。逃げ馬が前半3ハロンを32秒台で逃げるような流れでは追走に苦労しそうだが、33秒台後半の想定なら十分に余力を持てる流れ。要は前走の北九州短距離Sと同じ競馬でここも勝ててしまう計算だ。その点、(5)シャウトライン辺りがもっと速い馬であればそちらを本命に…とも考えたのだが、これはどうやら34秒台で先行したいクチ。残念ながら少し足りないという結論に至ってしまった。
※ 適性値の3数字はラップタイムから考えられる適性を「瞬発、平坦、消耗戦」に分け
て数値化したもの。数の大きいものが良いわけではなく、あくまで適性のバランスのみを
表す。3数字の比率がレースの適性値に近いほど有利。能力値は、ラップタイムから考
えられる基礎能力を数値化したもの(瞬発指数)。
※適性値や「▼4▼4△7」等の意味については、単行本「ラップギア」をご覧ください。
http://item.rakuten.co.jp/book/5374176/ |