予想されるベストの適性値は「730」で、瞬発戦を想定。
脚質的には先行馬が5%優勢。
天皇賞(秋)3着でジャパンカップ2着。天皇賞(秋)では(8)ドリームジャーニーに先着し、ジャパンカップでは(1)マツリダゴッホに先着した(10)ディープスカイ。1番人気は当然か。ただし、同馬はまだ他世代との対戦を勝っていない。結果、(10)ディープスカイの瞬発指数は(1)マツリダゴッホ、(8)ドリームジャーニーと同数値ということになってしまった。
3頭とも適性的には悪くない。しかし(1)マツリダゴッホは、同馬が2000mとしてはベストに乗られたと思われる札幌記念でタスカータソルテに差されてしまった辺り、そこがこの距離での、この馬の限界かと思わされる面もあった。道中無理をすれば末脚が鈍る。2000mはちょっと無理をしなければいけない距離ということか。
(8)ドリームジャーニーと(10)ディープスカイの評価はまったくの互角と考えている。共に神戸新聞杯の勝ち馬であり、両レースのラップタイムを比較すると
12.5-10.8-12.2-11.7-11.6-12.5-12.8-12.8-12.4-11.4-11.4-12.6
12.9-11.4-12.3-12.5-12.2-12.4-12.4-11.9-11.6-11.2-11.9-12.6
前者が(8)ドリームジャーニーの2007年で、後者が(10)ディープスカイの2008年。瞬発力という観点なら(8)ドリームジャーニーほうが若干上回っていると考える。これが現4歳牡馬と古馬のレベル差だろうか。G1レベルの厳しい流れでは持ち味を生かせない(8)ドリームジャーニーだが、流れの緩みやすい前哨戦G2での瞬発力勝負なら(10)ディープスカイにも太刀打ちできるはず。
※ 適性値の3数字はラップタイムから考えられる適性を「瞬発、平坦、消耗戦」に分け
て数値化したもの。数の大きいものが良いわけではなく、あくまで適性のバランスのみを
表す。3数字の比率がレースの適性値に近いほど有利。能力値は、ラップタイムから考
えられる基礎能力を数値化したもの(瞬発指数)。
※適性値や「▼4▼4△7」等の意味については、単行本「ラップギア」をご覧ください。
http://search.books.rakuten.co.jp/bksearch/dt/g001/bathr%B2%AC%C2%BC%BF%AE%BE%AD |